ひなたMBA個別スキルプログラムが進化を遂げる!
一般社団法人シラタマワークが手掛ける「ひなたMBA」は、宮崎県や経済団体、金融機関と連携し、ビジネス人材育成に取り組むプログラムです。2023年度からスタートし、2024年度に向けた新たな取り組みとして「学びの可視化」が重要なテーマとなっています。
ひなたMBAの目的と概要
「ひなたMBA」は、宮崎県の産業人材を育成することを目的とした、人材育成プログラムです。対象は宮崎県内の経営者や経営幹部、中間管理職。実践的なスキルを提供するための「個別スキルプログラム」を新設しました。2024年度には、経営者向けプログラムを全7回、労働者向けプログラムを全5回実施予定です。
学びの可視化の重要性
多くのビジネス講座や研修で行われる満足度アンケートは、一時的な印象に基づくものです。そのため、受講者が実際に何を学び、どのように行動を変えたのかという本質的な成果が見えづらく、特に単発の講座では長期的な効果が不明なまま終わることが多いのが現実です。
ひなたMBAでは、地域のビジネスパーソンが学ぶ楽しさを感じ、スキルを向上させることで、さらなる雇用創出や人材定着につながると考えています。このような思いから、受講満足度だけでなく、理解度や行動変容といった見えにくい成果を可視化する取り組みが始まりました。
新たに導入された3つの評価指標
プログラムの効果測定においては、従来のアンケートに加え、以下の3つの指標を用いて研修の成果を可視化します。
1.
理解度の自己評価
受講者は講座開始前と終了時に理解度を10段階で自己評価し、自身の内面的な変化に気づくことを重視します。
2.
講座自体の評価
講座終了時のアンケートで、講座内容や雰囲気、満足度などを評価し、今後の改善に活かします。
3.
行動変容の評価
プログラム完了後、受講によって業務のモチベーションや学びの活用方法について自由記述式で回答を求め、長期的な影響を測定します。
驚きの結果と未来の展望
各講座における自己評価は、平均して3.4ポイントの向上が見られ、満足度は97.3%、学びの質は98.2%という高評価を得ました。受講後、多くの参加者が実務に活かす意思を示し、実際の行動に変化が見られています。特に「決算書の読み方を学び資金計画を見直した」「経営会議で新たな提案ができた」といった具体的な成果が挙げられています。
今回の取り組みを通じて、受講者の意識の変化が行動に影響を与え、ひいては組織の成長へと波及することが期待されます。シラタマワークでは今後も質の高い学びを提供し続け、地域経済の発展に貢献することを目指しています。
今後の講座情報
2024年度のプログラム情報は、今年の夏頃に公開予定です。詳細は公式ウェブサイトやSNSで更新される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
ひなたMBA公式HP
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この機会に、あなたのスキルを高め、地域経済に貢献しませんか?