富士花鳥園、2025年からの休園を発表し新たな形へ

富士花鳥園の新たな幕開け

静岡県富士宮市に位置する富士花鳥園が、2025年1月14日からの休園を決定しました。この発表は、長期にわたる自然災害や新型コロナウイルスの影響を受け続けてきた同園が、新しい形を模索するための重要な一歩として受け止められています。

富士花鳥園の歩み

富士花鳥園は1993年に「富士国際花園」として開園し、当初から地域の人々に親しまれてきました。「花の楽園」としてスタートした同園は、2008年に「富士花鳥園」と改名し、そのテーマに「ふれあい」を加えました。これにより、訪れる人々と鳥や小動物との触れ合いが楽しめる場所を提供してきました。この数十年で多くの人々が、花々に囲まれた穏やかな環境で、心温まるひとときを過ごしてきたのです。

休園までの最後の営業を

休園前の営業は年末年始まで続けられます。富士花鳥園を訪れる最後の機会を逃さないよう、ぜひ足を運んでその魅力を満喫してほしいとの思いが、スタッフ一同から伝えられています。また、年間パスポートの期限が切れていないお客様には、心からの謝罪が述べられました。

過去10年間の試練

富士花鳥園は、過去10年間で数回の試練に直面しています。2014年には雪害、2020年以降は新型コロナウイルスの影響を受け、多くの苦労を重ねてきました。そうした中で、「特別な時間」を提供するためにスタッフ一同は努力を続けてきましたが、時には厳しい決断をする必要がありました。

新たな展開への道

今回の休園は、これまでの経験を基に新しい展開を考える大事な期間となります。そして、スムーズに次のステップへ移行するとのことです。クラウドファンディングなど、多くの支援も受けていることに感謝の意が示されています。この先、どのような変貌を遂げるのか、多くのファンが待ち望むことでしょう。

ぜひ訪れてほしい

年末年始の間、今までと変わらぬ姿で営業を続けるという富士花鳥園。これからの展開にも期待を寄せつつ、来園者にはその特別な時間を次の機会に持ち込んでほしいとのメッセージも込められています。心温まる体験を求める方々にとって、訪れる価値のある場所であり続けることを願って、スタッフは新体制へ挑戦する姿勢を崩しません。