異能力が織り成す青春物語『隠しごとナシの親友』などが登場！

新作キャラ文庫が登場！

2025年8月28日(木)、徳間書店のCharaレーベルから新たにボーイズラブ作品が二冊発売されます。注目を集めているのは、沙野風結子の『隠しごとナシの親友』。これは、異能によって翻弄される青年と、その友人との切ない恋の物語です。

『隠しごとナシの親友』の魅力

この作品は、儚く脆い青春の中で、親友同士の複雑でセンシティブな関係を描いています。物語は、部活の仲間がバイク事故に遭い亡くなった後、主人公の律朗が白昼夢に悩まされるところから始まります。彼は目の前で笑い続ける親友、斉季に支えられながら、どこまでが現実なのか分からない苦しみと向き合います。

律朗と斉季は、それぞれ自分の気持ちに気付き始めます。特に白昼夢の中で、律朗が見る光景が徐々に現実と交錯し、彼らの関係も変化していく様子が描かれています。異能力、友情、そして恋愛が織り成すこの作品は、多くの読者に響くこと間違いなしです。

サブタイトル「海鷲に告げよ 1945シリーズ番外編３」

もう一つの新作は、尾上与一による『海鷲に告げよ 1945シリーズ番外編３』です。この作品は、「1945シリーズ」の番外編として期待されているもので、安全保障について新たな視点を提供しています。

物語は終戦から十八年後が舞台で、主に塁と三上というキャラクターに焦点を当てています。塁の遺した手紙を通じて彼の心情が明かされ、三上が体験する恋の芽生えが描かれています。これまでのストーリーの集大成とも言えるエピソードが詰まっており、ファンにはたまらない内容となっています。