「ふたりでいる理由」を表現する特別な日
2025年6月1日、福岡市中央区薬院のYAMAYA 3 TERRACEにて、ボーダレスウェディングパーティーが開催されます。このイベントは、同性カップルや異性カップル、さまざまな形の愛を祝うためのもので、誰でも参加できるオープンなパーティーです。福岡でのこの取り組みは、プライド月間に合わせて愛の多様性を祝う素晴らしい機会となります。
プライド月間とその背景
毎年6月はプライド月間であり、LGBTQ+の権利を広めるためのイベントやキャンペーンが世界中で行われます。近年では、企業や自治体が積極的に活動を展開しており、多くの人々が愛と多様性を認める社会を目指しています。2024年には東京で27万人、福岡でも16,000人が参加するイベントが開かれるなど、多様性の尊重が広まっています。
吉田努とMOUの愛の物語
命の大切さを知るきっかけ
今回のウェディングパーティーを企画した吉田努さんとMOUさんは、初対面から交際をスタートさせ、10年の別れを経てコロナ禍で再会。その後、福岡市でフォトスタジオ「Studio Fiction」を開設しました。お二人は、ヘアメイクとカメラを担当し、仲の良いコンビネーションで多くのカップルを撮影しています。
2024年12月には、努さんが初期の癌を2つも発症し、。その際、MOUさんが手術に同意できたのは、同性パートナーシップ制度を結んだからでした。この経験を通じて、二人はお互いの存在の大切さを再認識し、愛することの意義を深めました。
フォトスタジオの三周年記念と感謝の意
今回のイベントは、Studio Fictionの三周年も兼ねており、周囲の人々への感謝の気持ちを込めてのものです。多様な形の愛について語り、祝福の場を設けたいという思いで、プロデューサーの服部真琴さんと共に開催を決めました。特に「ふたりでいる理由」の重要性を伝え、さまざまな結婚の形があることを周知させることを目的としています。
オープンな雰囲気の中での出会い
パーティーは福岡の中心部に位置するカフェで行われ、誰でも参加可能な環境が整えられています。小学生以下の参加は無料で、150名ほどの来場者を予定しています。ドレスコードは「自分らしくいられる服」ということもあり、自由な雰囲気の中で愛を祝うことができます。
まとめ
吉田努さんとMOUさんの愛の物語から生まれたこのボーダレスウェディングパーティーは、プライド月間を象徴する特別なイベントとなります。恋人同士、友達、家族としての絆を感じられるこの機会に、多くの人々が集まり、お互いの愛を祝福する素晴らしい日となることでしょう。