ハンファジャパン、J-クレジット認証量25,000t-CO2を達成し脱炭素化に貢献
ハンファジャパンがJ-クレジット制度で新たなマイルストーンを達成
ハンファジャパン株式会社とその子会社であるQ.ENESTホールディングスは、国内のJ-クレジット制度において、グループ全体の認証量が累計で25,007t-CO2に達する見込みであることを発表しました。この制度は、企業や地方自治体が排出した温室効果ガスの削減や吸収を国が認めるもので、環境保護への重要な取り組みとして注目されています。
年間約10,000t-CO2の安定供給体制
今回の認証では、ハンファジャパンが運営する「QセルズCO2削減プロジェクト」と、Q.ENESTが関わる「レネックス電力CO2削減プロジェクト」の成果が評価されました。前者では認証量11,522t-CO2が認められ、後者でも4,375t-CO2が承認される見込みです。この両プロジェクトは、年間で約10,000t-CO2のクレジット供給を可能にする体制を持ち、持続可能な開発目標に向けた強力な支援を行っています。
環境経営を支える脱炭素ソリューション
提供されるJ-クレジットは、Q.ENESTが展開する法人向け脱炭素ソリューションプラットフォーム「ENEBRIDGE」を通じて販売され、企業の環境経営を後押しします。このプラットフォームは、排出量取引制度が本格稼働する2027年度以降に、厳格な排出管理が必要になることを見越して、企業が求めるニーズに応えるものです。具体的には、温室効果ガスの排出量計算や国際基準への適合をサポートし、企業のGX戦略に向けた基盤を提供します。
日本における脱炭素化の先駆け
ハンファジャパンは、日本市場での太陽光発電設備の普及を進め、環境価値の創出・提供という新たなビジネスモデルを展開しています。サステナビリティを第一に考えたアプローチで、J-クレジットの創出や環境貢献活動を進めていく姿勢は、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されています。企業としての責任を持ち、再生可能エネルギーの普及を推進するこの取り組みは、脱炭素社会へとつながる重要な一歩となるでしょう。
J-クレジット制度の意義
J-クレジット制度は、CO2の削減や吸収を推進するために、国がその成果を認証する仕組みです。この制度は、環境保全やカーボンオフセットの達成に大きく寄与し、企業の地球環境への意識を高める重要な枠組みとして機能します。ハンファジャパンやQ.ENESTの取り組みは、この制度の活用を通じて、企業の環境戦略を進化させる一助となるでしょう。
まとめ
ハンファジャパンとQ.ENESTのJ-クレジット制度における成果は、企業の脱炭素化や持続可能な社会の実現に向けた強力な推進力を生み出しています。新たな認証を背景に、両グループはさらなる成長と環境保護に貢献するための活動を続けていくことでしょう。今後の動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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ハンファジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区芝4-10-1ハンファビル9階
- 電話番号
-
03-5441-5919