七越製菓、創業40周年記念に復刻版揚げもちを発売。郷愁の味をもう一度。

株式会社七越製菓は、創業40周年を迎える2024年に、手揚げもち発売25周年を記念し、復刻版「手揚げもちしょうゆ味」をリリースします。この商品は、昔ながらの製法を忠実に守り続けている同社が、特におばあちゃんが作ってくれる田舎の素朴な味を再現したものです。

創業者である片岡七郎氏が、米どころ新潟で育った経歴も示すように、彼は地元の製菓会社で修行を積み、1970年代に家族と共に製菓業を立ち上げました。独立後、1984年には有限会社七越製菓を設立し、手作りによる米菓制作に情熱を注ぎました。

七越製菓は、手間を惜しまず、職人の手仕事による昔ながらの製法を大切にしています。特に、「押し焼き」という技法を用いたせんべいが評判となり、職人の数も次第に増え、現在の基盤が築かれることになりました。創業以来、地域に根ざした製品作りと丁寧な手仕事にこだわり続けてきた姿勢は、手揚げもちにもしっかりと反映されています。

復刻版「手揚げもちしょうゆ味」は、創業当時の味を再現し、旨味たっぷりのしょうゆを使用しています。この商品は、素材の風味を活かした製品であり、おかきとは一味違った特別な体験を提供します。発売は令和6年6月を予定しており、同社直営店およびECサイトでは3月下旬に先行販売される予定です。

七越製菓は、特におせんべい好きの方々から広く支持を受けています。直営店では新鮮な揚げもちをそのまま味わえるほか、様々な種類の手揚げもちもラインナップされています。例えば、塩味、カマンベールチーズ味、塩わさび味など、多彩なフレーバー展開が魅力です。

創業者の願いで名付けられた「七越」の名には、「七」の縁起の良さを超え、末広がりな幸福を皆様に届けたいという思いが込められています。その精神は、今もなお受け継がれ、品質の高い米菓を通じて多くの人に愛されています。手揚げもちの普段とは異なる味わいを、ぜひこの機会に楽しんでみてください。