MUFGが主催する乳がん・子宮頸がん教育イベント
2025年3月8日、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、日本がん・生殖医療学会(JSFP)との共催で、特別な謎解きイベントを開催しました。このイベントは、乳がんや子宮頸がんに対する正しい知識を広めることを目的にしており、参加者は親子で協力しながら学ぶことができる場となりました。
イベントの詳細
開催されたイベントの名前は、"親子で協力プレイ!謎解きで学ぶ「乳がん・子宮頸がん」"です。会場は渋谷に位置するSHIBUYA QWS スクランブルホールで、東京大学謎解き制作集団AnotherVisionが制作した"勇者クエスト〜輝くいしと迫りくるがん〜"を通じて、楽しみながら乳がん・子宮頸がんの知識を学ぶことが可能でした。そして、参加者は謎を解く過程でしっかりとがんに関する情報に触れることができるようになっています。
参加者の様子
この日は、約50名の参加者が集まり、10歳前後のお子様から親世代まで、幅広い年齢層が参加しました。謎解きを進める中で、参加者同士の協力が生まれ、イベント自体が楽しめる場となりました。多くの子供たちは、難しい謎に奮闘しながらも笑顔で取り組んでいました。
特設サイトの開設
当日参加できなかった方も楽しめるよう、MUFGは特設サイトを開設しました。謎解き"勇者クエスト〜輝くいしと迫りくるがん〜"が公開されており、自宅でも親子で挑戦できます。アクセスは
こちらのリンクからどうぞ。自分のペースでじっくりと挑戦できるのが魅力です。
講義の開催
イベントは単なる謎解きに留まらず、終了後には藤田医科大学の清水裕介先生による乳がん・子宮頸がんに関する講義も行われました。がんは身近な病気であること、その予防法や診断後の対応の重要性についてお話しされました。特に、子宮頸がんの発症率が若年層でも増加していることから、ワクチン接種や定期的な検診の受診が奨励されました。
清水先生は、親世代にもがんの知識を持ってもらいたいと語り、日常的な会話の中で自己検診の重要性を伝えることが重要だと訴えました。この日のイベントは多くの気づきをもたらし、参加者ががんに対する理解を深める良い機会となりました。
MUFGとJSFPの取り組み
MUFGは2022年からJSFPへの支援を行い、健康教育の普及に貢献しています。今回のイベントは、若い世代や女性にがん検診の重要性を伝えることを狙っています。また、MUFGは3,000万円の寄付を通じて、がんに関する正しい情報の提供に努めています。
MUFGの持つ『世界が進むチカラになる。』という企業理念のもと、このような啓蒙活動は今後も継続される予定です。女性が健康で多様な生き方を選び、活躍できる環境づくりに向け、MUFGは引き続き力を入れていく所存です。
結論
このように、MUFGとJSFPの共同イベントは、親子のコミュニケーションを促しながら、乳がんと子宮頸がんの知識を深めるすばらしい機会を提供しました。特設サイトでの謎解き体験や、清水先生の講義を通じて、多くの人に健康への関心を持つきっかけが生まれることを期待しています。