秋の風物詩、ノルウェー産プレミアムサバ「サバヌーヴォー」上陸
2025年9月19日、秋の風物詩として人気を博しているノルウェー産プレミアムサバ「サバヌーヴォー」が、今年も日本に到着しました。このサバは脂肪率約30%で、重量が500g以上の特選品。日本航空株式会社(JAL)、株式会社JALUX、ノルウェー大使館水産部の3者が共同で、厳選された個体を空輸しています。
「サバヌーヴォー」とは
「サバヌーヴォー」は、日本国内で販売されているサバの多くがノルウェー産であることに着目したプロジェクトで、2021年に初めて輸入されました。その名はフランスの新酒「ボジョレー・ヌーヴォー」に由来し、旬の時期にのみ味わえる特別な存在として位置づけられています。JALの航空輸送技術を活かし、高鮮度のまま日本へ届けられるこのサバは、特にジューシーでふわふわの食感が魅力です。
JALUXでは20年以上にわたりノルウェー現地でのサバの買い付けを行っており、厳しい品質検査を経た「サバヌーヴォー」のみが消費者に提供されます。脂肪率の高さと大きさは、特に美味しさにこだわる日本の食文化に応える要素となっています。今後は生サバの他、加工品の開発も進める意向です。
開催イベントの概要
「サバヌーヴォー」の上陸を祝うイベントが東京で開催されます。2025年9月19日から21日まで、東京ソラマチで行われる「ノルウェーシーフードフェス2025」では、無料で提供されるノルウェーサーモンや「サバヌーヴォー」を使った料理が楽しめます。特に「サバヌーヴォー炭火焼き」や「サバヌーヴォー寿司」が、訪れた方々に喜ばれることでしょう。
さらに、9月27日から10月13日には鎌倉にて「鎌倉サバヌーヴォーウィーク2025」が開催され、25店舗がオリジナルメニューを提供します。この機会に、ノルウェーから届いた新鮮なサバを堪能できます。
販売店舗と展開
今年の「サバヌーヴォー」は販売エリアが拡大し、日本各地の量販店や飲食店でも取り扱いが開始されます。特に注目すべきは、生食用として楽しめる「サバヌーヴォー寿司」で、サミットやイトーヨーカドーなどでの販売が予定されています。また、SABARや魚力などの飲食店でもメニューに取り入れています。
JALの機内食に「サバヌーヴォー」が初登場
国内線及び国際線の機内食にも「サバヌーヴォー」が登場します。国内線ではファーストクラスで新メニュー「鯖の味噌幽庵焼き」を提供し、国際線ではビジネスクラスで脂ののった「さば焼き」を楽しめます。これにより、旅の合間にもプレミアムな味わいを堪能することができます。
まとめ
「サバヌーヴォー」の取り組みを通じて、日本の食卓がさらに豊かになることを期待しています。そして、ノルウェーの水産事業の発展にも貢献したいとするJAL、JALUX、ノルウェー大使館水産部の努力が、今年の秋の訪れを華やかに彩ることでしょう。
最新の情報や販売店舗については、「サバヌーヴォー」公式ウェブサイトやインスタグラムで随時発信されているので、ぜひチェックしてください。