奈良・石上神宮で150周年特別展『石上神宮と御剣』が開催!
日本最古の神宮として知られる石上神宮が、神剣フツノミタマ顕現150周年を記念して特別展『石上神宮と御剣』を開催します。本展は令和7年5月14日から5月20日までの期間、神聖なる参集殿にて行われ、「中今に続く祈りのかたち」をテーマに営まれます。
プロジェクトの趣旨や展示内容
この特別展は、神話から続く長い歴史の中で崇拝されてきた数々の刀剣や神宝を一堂に展示するものであり、来場者に歴史を実感させる貴重な機会を提供します。中今とは、過去と未来の真ん中に生きる現在を意味し、このテーマを通じて参拝者は自身の存在意義と歴史との繋がりを感じることでしょう。
神宮は2100年もの歴史を持ち、健康長寿、病気平癒、除災招福などの守護神として崇敬されています。本展では、特別に展示される「七支刀」や「太刀小狐丸」といった貴重な刀剣も見ることができます。
刀剣乱舞とのコラボレーション
さらに、人気オンラインゲーム『刀剣乱舞ONLINE』とのコラボレーションも実施されます。このコラボでは刀匠 宮入法廣氏によって制作された「陽の剣銘 天」や「陰の剣銘 地」といった新たな刀剣展示も含まれます。これらは特別展に合わせて展覧される初めての機会となるため、刀剣ファン必見です。
展示の構成と入場情報
ばたばたと構成された特別展は3つの室からなり、第1室では石上神宮の歴史や重要文化財を紹介する特大パネルが設置されます。第2室では、復元された「七支刀」と共に刀剣乱舞のコラボ刀剣を展示。最後の第3室ではオリジナルグッズの販売が行われる予定です。
入観料は1,500円(小学生以下は無料)で、特別奉製御神札が付属します。会場へのアクセスは、近鉄天理駅またはJR天理駅から徒歩約30分、タクシーでは約10分で到着します。また、臨時バスも運行されるため便利です。
まとめ
この特別展は、歴史と文化が交錯する場所で過去から続く祈りを感じられる貴重な機会です。ぜひ多くの方々に訪れていただき、刀剣と神話の世界に触れていただければと思います。歴史的な価値が凝縮された刀剣に囲まれながら、私たちが生きる現代の意味を考えさせられることでしょう。