IBEXエアライン、制服をリニューアル
アイベックスエアラインズ株式会社(以下、IBEX)は、就航25周年を記念して、運航乗務員や客室乗務員、整備士の制服を約11年ぶりに刷新することを発表しました。この新しい制服は2025年10月1日(水)始発便より着用開始予定です。
制服の特徴とコンセプト
新制服のコンセプトは「Sustainability(持続可能性)」であり、「人と自然が調和し、環境に配慮した」デザインを目指しています。地域の未来を描く「Culture」、人とのつながりを大切にする「Community」、次世代への挑戦を表現する「Challenge」という4つの要素が織り込まれた制服です。
具体的なデザイン特徴
1.
客室乗務員(CA) には、地元宮城県の「インディゴ気仙沼」監修のスカーフを採用。
2. CAの制服スタイルはワンピース、スカート、パンツの3つから自由に選択できます。
3. パイロット(PILOT)の制服の一部は、地元の「フジ・スタイリング」にて製作。
4. 整備士(MEC)に関しては、完全オリジナルデザインを実現し、現役整備士の意見を反映させた細部へのこだわりが光ります。
5. 全共通デザインには、コーポレートカラーをイメージした機窓のデザインを配置。
デザイナーの意図
新制服デザインを手掛けたのは、日本毛織株式会社の池内信夫氏。彼は、全国100校以上のスクールユニフォームやタータンチェック柄などのテキスタイルデザインを手掛けてきました。彼のデザイン理念は「美の追求」と「調和」であり、制服リニューアルにもこれらの要素が反映されています。
地域連携の重要性
IBEXは、今回の制服リニューアルを通じて、運航拠点である宮城県の企業、株式会社藤崎と共に製作を進めてきました。これは「おもてなしの心で地域の未来を描く」という企業理念を実現するためです。地域の色を大切にしながらも、持続可能な未来を見据えた制服が誕生しました。
快適な空の旅を目指して
「IBEXエアラインは引き続き安全で快適な空の旅を提供し、皆様のご搭乗を心よりお待ちしております。」という企業のメッセージも添えられ、新たな制服を身にまとった乗務員たちがどのようなおもてなしを提供するのか、期待が高まります。
新制服の導入が、地域への愛と持続可能性を感じさせるものになることを、私たちも楽しみにしています。