スパイス・ガールズと国連
2016-08-19 15:16:22
スパイス・ガールズの名曲で展開される国連キャンペーンの話題
スパイス・ガールズが映画館で呼び起こすメッセージ
最近、映画館のスクリーンでスパイス・ガールズの名曲「Wannabe」が甦り、注目を集めています。この曲を通じて、「持続可能な開発目標」(SDGs)を広めるための世界的な取り組みが進行中です。SDGsは、2015年に国連で採択され、2030年までに達成すべき地球規模の課題を解決するための行動計画です。
このプロジェクトの認知を広めるために立ち上がったのが「The Global Goals」キャンペーンです。映画館広告に特化した業界団体、SAWA(Screen Advertising World Association)もこのキャンペーンの設立に関わっており、昨年は30カ国以上の映画館で特別映像が上映されました。
今年も引き続き、世界各国の映画館やオンラインプラットフォームでキャンペーンは継続されています。今年のテーマは“#WhatIReallyReallyWant”で、スパイス・ガールズの「Wannabe」をリメイクした映像が発表されました。この映像には女性に対する暴力の撤廃や質の高い教育の提供といった、女性の権利に関する力強いメッセージが込められています。
ハッシュタグを利用して、自分が本当に望むことを表現した写真を共有することで、そのメッセージは9月に国連総会に集結する世界的なリーダーたちへ届けられます。すでにオンライン上で公開されたこの映像は、SNSで1億回以上視聴されており、スパイス・ガールズのメンバーや著名な女優であるエマ・ワトソンなど、多くの著名人からコメントが寄せられています。
「映画をコミュニケーションメディアに」という理念を掲げる株式会社サンライズ社は、この取り組みを通じて社会に貢献していくことを目指しています。スクリーンで発信されるメッセージは、ただのエンターテインメントに留まらず、観客に強い影響を与える力を持っています。社会問題に対して目を向け、行動を促す役割を果たすことを目指しています。
今回のキャンペーンに参加することで、映画館で体験できる新たな形の映画文化を広めるとともに、持続可能な社会づくりに貢献していくことが重要です。私たちが楽しむ映画を通じて、世界の未来に何が本当に大切なのかを考え、行動につなげていくことでしょう。日本国内でもこのような取り組みが拡大し、さらなる意識の変化や社会貢献が期待されます。
私たちは、映画館での上映を通じて、スパイス・ガールズの音楽を楽しみながら、同時に重要なメッセージを受け取り、考えるきっかけを得ることができるのです。このキャンペーンがどのような影響をもたらすか、今後の展開に注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社サンライズ社
- 住所
- 東京都千代田区紀尾井町3-12紀尾井町ビル17F
- 電話番号
-
03-5211-3770