吉本興業グループ、音声配信プラットフォームを譲受し新たな展開へ

吉本興業グループの新たな試み

吉本興業のグループ会社である株式会社FANYは、2024年8月1日より音声配信プラットフォーム「stand.fm」の事業を譲受することを発表しました。これにより、FANYは新たなエンターテインメントの可能性を広げることになります。
「stand.fm」は、2018年11月にスタートし、ユーザーが自身の音声配信チャンネルを簡単に作成できる的平台で、リスナーとの直接的な交流を楽しむことができる場を提供してきました。すでに累計14万人以上の配信者が利用しており、ジャンルもエンターテインメントからビジネスにわたる多様性を誇っています。
FANYがこの譲受を通じて、イベントチケット販売、配信サービス、ファンクラブなどの既存サービスに音声プラットフォームを加えることで、エンターテインメントを愛するファンにとって、より魅力的な接点を創出します。これにより、FANYは「おもしろいを、もっと一緒に。」というミッションを掲げ、音声プラットフォーム市場の拡大を目指していきます。

stand.fmの魅力

stand.fmの最大の魅力は、誰もが自分の声を発信できる機会を持てる点です。特に、エンタメやビジネスといった多様なジャンルで、多くの配信者たちが活躍しており、その数は日々増加しています。リスナーは、自分の興味に合わせて多様なコンテンツを楽しむことができ、配信者との距離も近いことで親密感を持つことができます。

今後の展望

FANYは、今回の譲受を機に、音声プラットフォームのサービスの多様化を進める意向です。テクノロジーの力を借りることで、より豊かなエンターテインメント体験を作り出すことを目指しています。
具体的には、ユーザー同士の交流をさらに深めたり、フィードバックを活かした新機能の開発を行ったりすることで、リスナーと配信者の双方が満足できる環境を整えていく予定です。また、広告収入やコラボレーションプログラムを通じて、配信者が収益を上げやすい仕組みも導入する計画です。
これにより、FANYはエンターテインメントプラットフォームとしての地位をさらに強化し、業界内での競争力を高めることが期待されています。