環境省が提唱する「環境の日」と「環境月間」全貌
環境省は、毎年6月5日を「環境の日」、その前後を「環境月間」と定め、国民に環境問題への関心を促す様々な取り組みを行っています。この日は、1972年にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念したもので、国連が定めた「世界環境デー」とも一致しています。
「#環境の日はグリーン」企画
今年の「環境の日」には、全国一斉に「#環境の日はグリーン」というテーマで活動が展開されます。主に次の二つの取り組みが行われます。
1.
特別ライティング
約260のランドマークが協力し、環境を意識させる緑色の特別ライティングを実施します。この取り組みによって、環境問題への認知度を高めることを目指しています。
2.
ハッシュタグ企画
SNS上で活動するフォトグラファーが「#環境の日はグリーン」のハッシュタグを用いて、全国各地での写真を投稿します。これによって、多くの人がこの取り組みの趣旨を理解しやすくなることを期待しています。
メディアとの連携
この環境月間では、テレビ、ラジオ、インターネットといったメディアを通じて、環境問題に関する情報を発信します。以下はその具体的な例です。
- - TOKYO FM/JFNネット「SCHOOL OF LOCK!」
メインターゲットは10代から20代。プラスチックごみに対する意識を高める内容の番組が予定されています。
次世代ビジネスリーダー層を対象に、持続可能なファッションについてのディスカッションを行い、環境に優しい服作りの重要性を啓発します。
SDGs特集号において、読者が実践しやすい食に関するサステナブルなテーマを取り上げます。
中小企業の脱炭素経営に焦点を当て、その取り組みやメリットを紹介します。これにより、脱炭素社会の実現に向けた企業経営の推進を支援します。
SNSでの意識向上活動
また、環境月間を通じて「#環境月間」というハッシュタグ企画も実施されます。日常生活の中での環境問題や、関連ニュースについてSNSでシェアすることを呼びかけ、リーチを広げながら環境に対する意識を高めていくMPです。
各地域におけるライトアップ
特に注目なのは、全国各地のランドマークで行われるライトアップイベントです。こちらは以下のように多岐にわたる施設が協力し、実施時刻も様々です。
- - 北海道では、札幌市時計台やさっぽろテレビ塔などが灯り、
- - 東京都では、ナイキ銀座店や東京スカイツリーが特徴的な照明を施します。
このような取り組みを通じて、環境問題への関心を高め、持続可能な社会の実現に向けた行動を促進することを目指します。
まとめ
「環境の日」や「環境月間」は、環境意識の高まりを促す重要な機会です。私たち一人ひとりが参加できる様々な活動や取り組みにぜひ関心を持ち、積極的に発信していきましょう。