Japan 2019の開催
2019-02-22 14:00:40

「Japan 2019」新たな展覧会と文化交流の取り組みを発表

「Japan 2019」がアメリカで開催!



「Japan 2019」は、2018年7月から2019年2月までの「ジャポニスム2018」に続き、日本とフランスの協力による取り組みを受け継ぎ、アメリカで新たな文化交流のイベントを展開します。日本文化への興味を広げるこのプロジェクトは、特にアメリカ国内での理解を促進し、両国の交流を深めることを目指しています。

開催の背景



「ジャポニスム2018」は、約300万人もの参加者を集める非常に成功したイベントでした。この成功を踏まえ、「Japan 2019」では、日本文化をさらに多くの人々に知ってもらうことを目的としています。アメリカは日本文化の影響を強く受けている国の一つであり、今回のイベントはその関係をさらに強化する絶好の機会です。

公式企画の内容



2019年3月から始まる「Japan 2019」では、多彩な展覧会や舞台公演が展開されます。その中でも特に注目されるのが、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される「『源氏物語』展 in NEW YORK~紫式部、千年の時めき~」です。この展覧会は、日本文学の古典的名作である『源氏物語』に焦点を当てたもので、世界中からの来場者が期待されています。

次に、ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリーオブ・アートで行われる「日本美術に見る動物の姿」展も予定されています。これらの展覧会を通じて、日本の美術や文化に対する理解を深めることができるでしょう。

また、舞台公演に関しても、宮城聰による演出の『アンティゴネ』や、伝統的な文楽の『杉本文楽 曾根崎心中』などが「Japan 2019」の一環として上演されます。これらの作品は、日本の伝統や現代の演技芸術を融合させ、多様な日本文化の魅力を伝える重要な機会となります。

ロゴマークの意味



「Japan 2019」のロゴマークは、「ジャポニスム2018」のものを基に制作されました。このマークは、日本文化が海を越えて広がっていくことを象徴しており、デザイナーの服部一成氏によって作られました。日米の文化交流にふさわしいこのロゴは、イベントの大切なアイコンとなります。

参加企画と今後の展開



会期中には官民協力で行われるさまざまな日本文化紹介事業や日米交流事業も実施される予定です。これにより、より多くの人々が日本文化に親しみ、理解を深める機会が提供されます。「Japan 2019」が日本とアメリカの絆を一層強めるための重要なステップとなることが期待されています。

このプロジェクトは単なるイベントにとどまらず、長期的な文化交流の促進を目指しています。今後の展開に注目です!

会社情報

会社名
独立行政法人国際交流基金
住所
東京都新宿区四谷1-6-4 四谷クルーセ1~3階 (「コモレ四谷」内)
電話番号
03-5369-6075

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。