戸外設置が可能な最新防水ルーターが登場！LTE回線での監視力向上

新たな屋外監視システムの可能性

株式会社サカキコーポレーションは、LTE回線を利用した新型の防水ルーター「SCR1800」の販売を開始しました。この製品は、屋外での監視カメラのモニタリングや録画に最適化されており、特にその防水性と簡単な設置が大きな特徴です。

使い勝手に配慮した設計

SCR1800は、屋外設置を前提に設計されています。一般的な監視カメラでは、通信機器を防水ボックスに収める必要がありますが、本製品は特殊なカメラ取付金具を用いることで、カメラとルーターを一体型として設置できます。これにより、設置の手間を大幅に軽減しました。

また、SCR1800にはRJ45プラグをルーター内に通すことができるケーブルグラントが採用されており、市販の通信ケーブルを使うことが可能です。電源さえあれば使用できるため、一時的な監視設置にも適しています。

Safieクラウド録画サービスへの対応

SCR1800は、低価格でハイビジョン品質の録画が可能なSafieクラウド録画サービスにも対応しています。これにより、ほとんどのネットワークカメラが Safieクラウド録画サービスを利用できるようになります。特にこのサービスは強固な暗号化通信が特徴で、セキュリティ面でも安心です。

手元で簡単に設定可能

SCR1800はLinuxが搭載されたルーターでありながら、専門的なコマンドを使わなくてもWebブラウザーから設定が行えます。これにより、VPNやDDNSなど、リモートアクセスのための設定を直感的に行うことができます。また、Safieクラウドサービスを利用する際には、特別モードが用意されており、簡便に設定ができます。

概要と主な仕様

この新製品は、CPUにFreescale社のi.MX6G2を搭載し、OSはLinux。LTE接続に加え、2つのPoEポート、Wi-Fi、USBなど多彩なインターフェースを備えています。さらにIP66等級に準拠しており、外部の水や粉塵から守られています。

サイズは180x180x50mm、重量は約1.5kgというコンパクトさで、屋外での利用に適したデザインが施されています。

価格と販売情報

SCR1800の販売は既に開始されており、標準価格は98,000円です。出荷は2017年7月3日より行われます。興味を持たれた方は、ぜひ株式会社サカキコーポレーションの公式ウェブサイトを訪れてみてください。

この新しい防水カメラルーターは、これからの屋外監視システムのスタンダードになる可能性を秘めています。未来の監視技術における一歩を、SCR1800と共に踏み出しましょう。