第5回オールKADOKAWAタテスクコミック大賞の受賞作品が決定

第5回オールKADOKAWAタテスクコミック大賞の結果発表

株式会社KADOKAWAが主催する「オールKADOKAWAによるタテスクコミック大賞」が、今年3月3日から8月31日にかけて行われました。この度、14作品の受賞が決定し、大賞を受賞した作品も発表されました。

大賞受賞作品

大賞には、有馬いちさんの作品『推しアイドルは最強の婚約者がお守りします』が選ばれました。この作品は、働く女性が大人気アイドルグループ「Riot」のルカを推しとして応援する姿が描かれていますが、ルカが突然失踪してしまったという衝撃的な展開が待ち受けています。受賞者は、賞金300万円と共に、カドコミでの連載デビューを約束されています。受賞者のコメントには、まさか大賞を受賞するとは思わなかったという驚きと、推しと共に転生する夢のようなストーリーを描いた思いが綴られています。

部門賞受賞作品

部門銀賞には、リネンさんの『皇太子と大神官』、Caffeine/taekaさんの『北部大公はなぜ傭兵大将の服を脱いだのか』、山下カルボナーラさんの『曖昧な輪郭』など、女性向けや男性向け、オールジャンルから様々な作品が受賞しました。

特に、『皇太子と大神官』は、人間と魔物の均衡を保つ「守護樹」がテーマになっていて、未来を変えるために教皇庁の外へ出る少女の物語が展開されます。一方、『北部大公はなぜ傭兵大将の服を脱いだのか』では、エリートの傭兵隊長と北部大公の関係が描かれ、さまざまな感情が詰まった作品となっています。

タテスクコミックとは

タテスクコミックは、スマートフォンで手軽に読める縦スクロール型の漫画レーベルです。KADOKAWAは人気タイトルやオリジナル連載を通じて、日本発の色彩豊かな作品を提供し、国内外に配信しています。

受賞作品の詳細や、今後の連載については、特設サイトや公式SNSで随時お知らせされる予定です。また、タテスクコミックでは新しい形の作品を求めて、作品応募も行っています。年齢や収入歴に関係なく、新たな表現を創造したい漫画家たちの挑戦を待っています。

KADOKAWAの取り組み

KADOKAWAは、出版や映像、ゲーム、Webサービスなど、様々なエンターテインメント事業を展開し、優れたIPの創出を目指しています。タテスクコミックを通じて、より一層多彩な作品が生まれることに期待が寄せられています。これからも多くの才能が集まる場として、KADOKAWAの取り組みに注目していきたいですね。