在留外国人が選ぶ住みたいエリア、1位は目黒
最近、在留外国人向けの賃貸仲介サービスを手掛けるアットハースが、2,500名の外国人を対象に「本当に住みたかった街」について調査を実施しました。この結果、最も人気を集めたエリアは「目黒駅」に決定しました。また、他の人気エリアとして「渋谷」、「新宿」、「恵比寿」なども挙げられており、新宿から目黒にかけてのエリアに76%が集中しています。
目黒の魅力とは?
目黒が多くの外国人に選ばれた理由には、その優れた交通アクセスと住環境のバランスがあると言われています。都心へのアクセスが良好でありながら、自然も残るこのエリアは、生活の快適さを提供しています。アットハースのスタッフも、日々目黒エリアの物件を多数提案しています。
次に人気を集めている渋谷は、外国人エンジニアの採用が盛んなIT企業が多く集まる街です。外国人が多く暮らすイメージのある六本木は、遊びには適していても、落ち着いた住環境を求める人々にとっては目黒や恵比寿、広尾の方が魅力的な選択肢となっているようです。特に、二子玉川周辺は大手IT企業に勤める技術者に注目されています。
高水準な賃料予算
アットハースの調査から、約64%のユーザーが月額10万円以上の物件を希望していることがわかりました。さらに、20万円以上の高級物件を希望する人も約25%と、賃料は高めの価格帯での物件を探しているようです。詳細な結果は以下の通りです:
- - 10万円以下:35.64%
- - 10-15万円:24.32%
- - 15-20万円:14.88%
- - 20万円以上:25.16%
今の時代、スマートフォン一つで多くの物件情報にアクセスできるため、相場をよく理解している外国人も少なくありません。時には予算を超える物件でも、希望条件を満たしていれば検討することが多いようです。
物件選びにおける重視ポイント
物件選びにおいて最も重視される条件は「駅近」であり、約36%のユーザーがこの点を重視しています。それに続く条件として「築浅」や「広さ」が人気ですが、日本特有の和室や畳といった要素は重視されていないことがわかりました。
最近ではコロナ禍の影響で、通勤手段として自転車を選ぶ人も増えていますが、それでも「駅近」が最優先とされています。一般的には10分以内が理想とされており、それを超える物件は内見対象として選ばれにくい傾向です。この情報からは、外国人が日本の生活に適応する中で、住環境に対するニーズが徐々に変わってきていることが見受けられます。
まとめ
アットハースでは、在留外国人が安心して日本に暮らせるよう、豊富な賃貸物件を取り扱い、契約に必要な翻訳サポートや生活全般のサポートを提供しています。在留外国人が日本で自由に物件を選び、住まいを楽しむための基盤整備に努めているのです。詳しい調査内容はアットハースの公式ブログに掲載されていますので、ぜひご覧ください。
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アットハース株式会社について
アットハースは、東京都千代田区に本社を置き、在留外国人向けの賃貸仲介と生活支援サービスを展開しています。2015年に設立以来、多くの外国人に寄り添ったサービスを提供し、安心して日本での生活を始める手助けをしています。