イナゾーファームの有機トマトジュースが農林水産大臣賞を受賞

イナゾーファームの新たな栄光

北海道士別市に位置するイナゾーファームが、令和4年度の優良ふるさと食品中央コンクールにおいて新製品『有機トマトジュースクリア』で農林水産大臣賞を受賞しました。この受賞は、彼らの誇る6次化商品としての成果を証明するものであり、すでに北のハイグレード食品や北海道知事賞も獲得していることから、数々の賞を受けての3冠達成となります。

賞を受ける背景

今回の受賞は、地域で生産される農林水産物の加工利用において特に優れた成果をあげた食品に授与される賞です。日本全国から多様なふるさと食品が集まる中、イナゾーファームの『有機トマトジュースクリア』は「飲むだけでなく、調味料やアクセントとしても利用できる」との評価を得ました。

有機トマトジュースの特徴

『有機トマトジュースクリア』は、有機フルーツトマトを贅沢に使用した、一切果肉を含まないクリアなジュースです。水分を主成分とするトマトから、上澄みを丁寧にすくい上げ、加熱処理を施すことで、豊かな風味を生かしています。この製法により、トマト本来の旨味がダイレクトに感じられ、見た目の美しさと味わいの力強さが特徴です。

さらに、このトマトジュースは、サラッとした甘さと爽やかな酸味を持ち、食品との相性が良いとされています。冷やして口の広いグラスに注げば、香りが楽しめるノンアルコールドリンクとしての楽しみ方が可能です。また、炭酸水やライムなどと組み合わせてカクテルにも活用できます。和食のお出汁やデザートへの利用も提案されており、単なる飲み物ではなく多彩な使い方ができる一品です。

イナゾーファームの取り組み

代表取締役の谷寿彰氏は、今回の受賞について感謝の意を表し、素材の良さをそのまま楽しんでもらえる商品の開発を目指しています。農業は土地の風土によって育まれるという信念の下、北海道士別の土地で生まれたこの商品が評価されたことを、何よりの喜びと語りました。彼は、農業を通じて次世代に受け継がれる価値を創造していくことの重要性を訴えています。