新たなメール改善ツール「件名AI」の登場
このたび、株式会社グローカルMAが新たに提供を開始したメール改善システム「件名AI」は、AI技術を駆使してユーザーに最適なメール件名を自動生成する画期的なサービスです。このサービスは、SBI新生銀行の協力を得て、約1か月間の試験導入を経てその効果が確認され、一般向けにリリースされました。
開封率が劇的に向上
「件名AI」を導入することで、対象となるメールの開封率が50.2%から59.6%へと大幅に改善されました。特に、マーケティングオートメーション(MA)を活用する企業にとって、メール開封率の向上はビジネス成果に直結するため、このツールの導入は大きな価値があります。
このように、AIを活用した件名の自動生成は、提供する企業にとっての競争力を高める手段として期待されています。
「件名AI」の仕組み
「件名AI」の仕組みは以下の3つのステップに基づいています。
1.
件名自動生成
商品紹介サイトやその他コンテンツを元に、ChatGPTなどのAIを用いて複数の件名候補を自動で生成します。
2.
開封スコアの算出
配信対象のユーザーの行動情報や属性情報を基に、開封率を予測し、「開封スコア」を算出します。このスコアを元に、最適な件名を選定します。
3.
件名の選定と配信
上記で算出された「開封スコア」を基に、対象ユーザーごとの件名を選定し、メールを配信します。送信の際には、AIが抽出した件名に加え、ビジネス担当者が考慮した件名も使用して、効果を比較することができます。
実施事例: SBI新生銀行
SBI新生銀行との試行では、メールの開封率を従来の方法からAIを活用した新しい手法に切り替えたことで、顕著な成果を上げました。実施期間は2023年の2月5日から3月8日までの約1か月間で、利用者に外貨預金の魅力を伝えるメール施策において、開封率が9.2%上昇する結果を得ることができました。
この成功事例を通じて、マーケティングオートメーションの重要性が再認識されています。
お問い合わせと会社概要
「件名AI」へのお問い合わせは、
こちらのリンクから可能です。
会社名: 株式会社グローカルMA
代表者: 福嶋信
本社所在地: 神奈川県川崎市中原区下小田中3丁目1-60
代表の福嶋信は、法政大学卒業後に中学教師としてのキャリアを経て、長期の世界放浪を経験し、帰国後にはインターネット広告の先駆けに参加。多くの企業に対してMA支援を行ってきた実績があります。また、著書『マーケティングオートメーション スペシャリストになるための教科書』の共著者としても知られ、昨今では『日経クロストレンド』でMA活用に関する連載を持っています。
「件名AI」は、デジタル時代のビジネスにおいて必須のツールとなる可能性を秘めています。今後の展開にも期待が寄せられています。