電動車いすの見守り
2022-05-24 12:00:07

高齢者を見守る電動車いすモニタリングシステム「モニスタ」サービス開始

高齢者の新しい移動手段「モニスタ」とは



高齢化社会の進展により、運転免許証を返納する高齢者が増えてきました。自立した生活を維持するため、自動車が手放せない方々にとって、新しい移動手段の確保が急務です。その中で電動車いすが注目を集めています。しかし、安全に使用するためのメンテナンスは欠かせません。

電動車いすの課題



電動車いすは道路交通法上、歩行者扱いのため、車検などの制度が整っていないため、利用者の健康状態や車両の状態確認が難しいという課題があります。また、使用頻度が個々に異なることも、適切なメンテナンスを提供する際の障壁となっています。

そんな背景の中、株式会社シンエンスは新たに「モニスタ」というモニタリングシステムを開発しました。これは、電動車いすにIoTデバイスを搭載し、24時間体制で走行データを確認できるサービスです。

モニスタの特徴



1. 安全な利用を促進



「モニスタ」はGPS機能を搭載しており、ユーザーの位置情報をリアルタイムで把握します。これにより、危険な場所での利用を未然に防ぐことが可能です。

2. 利用者の変化をキャッチ



走行時間や距離の変化から利用者の健康状態を把握します。これにより、体調の変化や日常生活動作(ADL)の低下を早期に察知できるようになります。

3. 安全運転レベルの把握



データに基づき、衝撃や段差の乗り上げの回数を蓄積し、安全運転の指導に役立てます。これにより、事故を未然に防ぐことが期待されます。

4. 適切なメンテナンス時期の把握



走行データを元にバッテリーやタイヤの交換時期を把握することができ、利用者にとって大変便利です。

データ共有の2つのメリット



利用者



万が一のアクシデントに端末を通じて現在地を把握し、迅速に救助を求めることができるため、より安心して移動できます。

ご家族



離れて暮らす家族も、日常の走行データをリアルタイムで確認することで、遠隔からでも安心感を得られます。

提供する安心感



「モニスタ」は単なる移動手段を超え、高齢者の自立した生活と社会参加を支える重要な役割を果たします。これからも地域に密着し、高齢者が安全に外出できる環境づくりに貢献していきます。我々は、高齢者が生涯にわたって充実した生活を送るためのサポートを続けていく所存です。ちょっとしたお出かけや買い物をより便利で豊かなものにするお手伝いをさせていただきます。

サービス概要


1. サービス名: モニスタ
2. サービス開始日: 2022年6月1日
3. サービス料金: オープン価格(700円〜1,000円/月程度)
4. 対象地域: 全国
5. 名称の由来: Monitoring Snuggle Up To All

会社情報

会社名
株式会社シンエンス
住所
大阪府東大阪市長田3-8-30
電話番号
06-6618-6003

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。