ジャガー・ルクルト、銀座にて「精度のパイオニア展」を開催
ジャガー・ルクルトは、銀座並木ブティックにて、時計製造における精度の追求をテーマにした特別展「精度のパイオニア展」を開催します。この展示では、同ブランドの約200年にわたる歴史を精度と革新という視点で紐解き、貴重なヒストリカルピースやユニークピースが集結します。
精度に賭けた200年の物語
1833年にアントワーヌ・ルクルトが創業したジャガー・ルクルトは、その創業以来、時計製造の分野で特に精度に重点を置いています。アントワーヌによって開発されたピニオンの歯を高精度で切削する工具や、ミリオノメーターなどの技術は、時計制作に革命をもたらしました。この精神は現代の時計職人に引き継がれ、精度の追求は今もなお、ジャガー・ルクルトの中心的な信念となっています。
「精度のパイオニア展」は、3つの章から構成されています。第一の章、「製造と装飾の精度」では、創業者の意図や精度へのこだわりが、どのように時計製造の基盤を構築してきたかを解説します。近代技術と手作業によるクラフトマンシップが交わることで、時計の価値はさらに高まっています。
次に、「クロノメーターの精度」の章では、マニュファクチュールのクロノメーター認定時計の開発の歴史と、腕時計を日常的に着用する際の計時精度の向上までの道のりを示しています。深い研究をもとに、正確な計時を実現するための技術力の向上が語られています。
計時の革新技術
最後の章、「調速機構の精度」では、テンプとヒゲゼンマイの役割を詳述。これらは時計の「心臓」であり、その鼓動のリズムは正確な計時に不可欠です。ジャガー・ルクルトは、これらのメカニズムの革新において数々の特許を取得し、精度の向上に寄与しています。
特に「レベルソ・ジャイロトゥールビヨン2」は、精度の象徴とも言えるヘリテージピースで、来日展示されます。この作品が持つ精緻なデザインと機能性は、時計製造における革新を象徴する存在です。
アートとの融合!最新コラボレーション
さらに「メイド・オブ・メイカーズ」の調香師である二コラ・ボンヌヴィルの作品も日本初上陸。時計とアートを融合させた新たな試みで、三つのホームフレグランスを通じて、ブランドのアイデンティティと歴史を体感できます。このコラボレーションは、ジャガー・ルクルトの精度だけでなく、創造性の高さをも証明しています。
展示会の詳細
この貴重なイベントは、11月18日から12月8日まで、銀座並木ブティックにて開催されます。営業時間は11時から19時ですが、特定の日は営業時間が異なるため事前の確認が推奨されます。
ぜひ、この機会にジャガー・ルクルトの技術と美しさを体験し、時を超えた精度と芸術性を楽しんでみてはいかがでしょうか。指先で感じる高級時計の奥深さに触れることができる、貴重なチャンスです。