2025年に斑鳩音楽祭が開催！世界的な演奏家と共演する機会

斑鳩音楽祭がついに始動！

2025年10月、奈良県・斑鳩町で新たなクラシック音楽祭、「斑鳩音楽祭」が初めて開催されることが決定しました。この音楽祭は、一般社団法人あおによし音楽コンクール奈良が主催し、世界的に活躍する芸術監督、戸田弥生氏がその指揮を執ります。

戸田弥生氏は、エリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で一際光る優勝者であり、国際的な舞台で多くの音楽祭やコンクールの審査員を務めるなど、その経験は豊富です。彼女の指導のもと、音楽祭では国内外で活躍する一流の音楽家たちが集まり、多様な演奏パフォーマンスが展開されることになります。

ストリング・オーケストラの参加者募集

この音楽祭の魅力の一つは、プロ・アマチュアを問わず参加できるストリング・オーケストラのメンバー募集が行われることです。公募により選ばれた音楽大学の学生やアマチュア奏者たちが、一流の演奏家たちと共にステージに立つことができるこのチャンスは、特に若手音楽家にとって非常に貴重な経験となるでしょう。

音楽祭は2025年10月15日（水）から17日（金）まで、いかるがホールの小ホールでリハーサルや本番が行われ、最終日には公演も実施されます。公演終了後には出演者同士の懇親会も設けられ、交流の場も提供されます。

奉納演奏会の開催

さらに、音楽祭に先立ち、2025年5月31日には奈良市の世界遺産・春日大社にて奉納演奏会が行われます。この特別な演奏では、ドヴォルザークやバッハの作品が演奏され、神聖な空間で音楽が響くことになります。戸田氏をはじめとする精鋭の音楽家による、深い感動を呼び起こす演奏が期待されています。

文化プログラムの展開

あおによし音楽コンクール奈良は、「音楽でつながる」ことをテーマに、地域文化の醸成を図るため、多面的な活動を展開しています。2025年には第12回を迎えるコンクールのエントリー受付も始まり、幅広い年代の参加者を募集中です。プロの音楽家を目指す若手から音楽を愛するアマチュア奏者まで、多岐にわたるステージが用意されています。

若手音楽家の育成

斑鳩音楽祭は、音楽の楽しみを広げるだけでなく、地域に根ざした文化事業として若手音楽家の育成にも寄与します。音楽祭を通じて、子どもたちには世界水準の音楽体験が提供され、奈良・斑鳩という歴史的な土地への誇りも育まれます。未来の音楽家たちが集まる、この音楽祭の開催が待ち遠しいですね。

音楽の力でつながるこの斑鳩音楽祭。ぜひ、未来の音楽文化の花を咲かせる新たな旅立ちに参加してみてはいかがでしょうか。楽しみな音楽のひとときをお見逃しなく！