豊橋市のクラファン
2024-08-28 20:48:00

愛知県豊橋市でクラウドファンディング成功の秘訣を学ぶトークイベント開催

愛知県豊橋市がクラウドファンディングに挑戦する事業者を応援



2024年7月31日、水曜日、愛知県豊橋市にて「クラウドファンディングはじめの一歩」と題したトークイベントが行われました。このイベントは、クラウドファンディングに挑戦しようとする市内の企業を支援することを目的としており、昨年の好評を受けての第2回目の開催です。

参加者は、抽選で選ばれた9名で、自由な雰囲気の中、さまざまな分野のプロジェクトを支援してきたゲストスピーカーから具体的なアドバイスを受けました。司会を務めたのは「トライアルビレッジ」の小倉摩美さんで、豊橋市駅前で目標金額の364%を達成した鉄板焼き店「とらのこ」の長谷川佳子さん、そして初挑戦中の「oteteote(おてておて)」井川和也さんがゲストとして登壇しました。

経験者から学ぶ実践的なノウハウ



長谷川さんは、マクアケでのクラウドファンディングに挑戦し、豊橋産の素材を使用した米粉のお好み焼きを商品化。その結果、目標金額を大きく上回る54万6610円をサポーターから集めることに成功しました。井川さんは、赤ちゃんとペット向けのスタイの商品開発を行い、クラウドファンディングを利用することに意欲を燃やしています。

イベントでは、まずクラウドファンディングの基本から説明がありました。小倉さんは、プロジェクトの目的やターゲット層の選び方、手数料や入金のタイミングといったポイントに触れました。その後、参加者は実際に自身のプロジェクトのコンセプトを考える時間も与えられました。

コンセプトの重要性とページ制作の工夫



小倉さんは、プロジェクトの成功には、明確なコンセプトが必要であることを強調しました。参加者はグループでペアになり、相手からフィードバックを受けることで、思いもよらないアイデアや魅力を発見していました。コンセプトが固まったあとは、実際にプロジェクトページを作成する段階に進みました。

長谷川さんと井川さんは、ページ作成において重要なポイントも共有しました。魅力的なページを作るためには、視認性の高いレイアウトが鍵となるだけでなく、実際のプロダクトがどのように開発されたのかを示すことも効果的と述べました。主に、タイトルの魅力や頻繁に画像を入れる工夫が大切であると強調しました。

リターン設定やプロジェクトの告知戦略



リターンの設定についても議論され、長谷川さんは製品の製造のタイミングを考慮して、届ける日を逆算して設定することの重要性を説きました。一方、井川さんは、さまざまな価格帯のリターンを用意し、幅広い層から支援を得ることを目指す方針を明かしました。

公開後の告知や周知のポイントについては、プロジェクト開始前からの事前発信や、特に公開からラスト1週間の重要性が強調されました。この段階では、SNSを駆使して広く知らせることが成功を左右します。

クラウドファンディングは資金調達以上の価値



このイベントの最後に小倉さんは、クラウドファンディングは単なる資金調達の手段ではなく、商品の潜在的な需要を測るためのテストマーケティングとしても機能すると締めくくりました。参加者は、クラウドファンディングの取り組みを通じて、地域での新たなビジネスチャレンジを模索していくことでしょう。

今回のトークイベントは、豊橋市の公式YouTubeチャンネルでも配信され、多くの人にとっての学びの場となることが期待されています。新ビジネスチャレンジ応援補助金の募集も続いており、詳細は市の公式サイトで確認できます。


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豊橋市
住所
愛知県豊橋市今橋町1番地 
電話番号
0532-51-2111

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