子どもたちの未来を拓く『キッズコンサルタント』資格講座が開講

『キッズコンサルタント』が子どもたちの未来を創造

一般社団法人キッズコンサルタント協会が提供する新しい資格、『キッズコンサルタント』が、子どもたちの未来を切り開く一助として本格的に始動しました。児童教育の専門家を育成するこの制度は、特に共働き世帯が増加し、待機児童の問題が深刻化する現代において、子どもたちの成長を支援する重要な役割を果たしています。

資格制度の詳細

『キッズコンサルタント』は、実践的な指導と放課後児童クラブの運営に必要な知識とスキルを身につけた学童保育指導員を育成する民間資格です。この資格を取得することで、自己肯定感の高い前向きな子どもたちを育てることが可能になります。スタートとなるのは、5月30日と7月25日に行われるアソシエイトキッズコンサルタント講座です。これは、キッズコンサルタントの基礎理論を学ぶ機会を提供し、受講後には検定試験もあるので、合格することで公式に資格を得られます。

この講座は、教育理論を通じて子どもたちに「真の遊び」を体験させることを重視しており、カリキュラムは久我山幼稚園の65年の教育実績をベースにしています。具体的には、指導員に求められるスキルを4つのカテゴリーに分けて教育します。

1. 教育論
2. 幼少連携
3. 学童での教育実践
4. キッズコンサルタントに必要な知識と技術

このように体系的に学ぶことで、指導員としての資質が備わったプロフェッショナルが育成されるのです。

社会問題への対応

少子化が進む日本で、共働き世帯が増える一方で、保育所や学童保育の整備が追いついていない現状があります。2014年の時点での全国の待機児童数は2万1371人にも上り、その大部分はゼロから2歳の子どもたちです。この問題を解決するために、「子ども子育て支援新制度」が施行され、学童保育の施設基準や指導員の資格基準を設けましたが、実際には様々な課題が残っているのが現実です。

この制度の整備が進まない中で、一般社団法人キッズコンサルタント協会は、自ら力を尽くして充実した教育環境を提供することを使命とし、公立・民間を問わず、真の教育スペシャリストを育てようと努力しています。