企業対抗「野菜摂取推進プロジェクト」で健康意識を高める
2025年1月14日から2月10日までの4週間、カゴメ株式会社とオムロン ヘルスケアをはじめとする8社が参加した「野菜摂取推進プロジェクト」が行われました。目的は、自社の従業員の健康維持と促進。参加企業の従業員は、野菜摂取量や血圧、歩数の測定を競い合い、健康への意識を高めていく企画です。
参加企業と実施内容
参加した企業は、以下の8社です。
- - 旭化成ホームプロダクツ㈱
- - ANA X㈱
- - オムロン ヘルスケア㈱
- - 全国農業協同組合連合会
- - タキイ種苗㈱
- - 日本電気株式会社(NEC)
- - ヤンマーマルシェ㈱
- - カゴメ㈱
この企画では、各社から募った有志従業員が参加し、以下の内容が実施されました。
1.
野菜摂取量測定: カゴメの「ベジチェック」を用いて、毎週一回野菜摂取量を測定。
2.
血圧測定: オムロンの血圧計を使用し、1日2回の測定を行いました。
3.
歩数測定: オムロンの活動量計で、毎日歩数をカウント。
4.
野菜飲料の導入: 日々の食生活に野菜飲料を取り入れることを推奨。
5.
アンケート調査: 事後に参加者の意識の変化を把握するためのアンケートを実施しました。
企業対抗企画の結果
企画の結果として、タキイ種苗株式会社が総合優勝を果たしました。事後アンケートによると、93%以上の参加者が「食習慣が変わった」と回答。73%の参加者が「この企画を通じて継続的に血圧を測ろうと思った」とも述べており、健康測定機器の使用が意識と行動の変容につながったことが確認されました。
また、参加者のベジチェックのスコアは平均5.98から6.92に向上し、推定の野菜摂取量も300gから350gへと増加しました。
参加者の反応
参加者の声を聞くと、野菜に対する意識が確実に変わったことがわかります。
「緑黄色野菜を意識的に購入し、食べるようになった」や「参加者同士でおいしい野菜の食べ方を共有できた」との感想が寄せられています。また、血圧測定を通じて「自分の健康状態に気づくことができ、日々の測定が楽しくなった」との声もありました。
運動に関しても、「活動量計をつけたことで、歩くことが楽しめるようになった」という意見が多く見受けられました。
今後の展望
この「野菜摂取推進プロジェクト」は、今後も人と社会の健康増進に寄与する活動を続けていく方針です。
国の調査によると、多くの日本人が野菜摂取の目標値である350g/日をクリアできていないと言われている中、このような企業による取り組みが一人ひとりの健康意識を変え、野菜摂取の促進につながればと期待されています。
具体的には、カゴメが推進している「野菜をとろうキャンペーン」に賛同する形で、さらなる透過的な協力をしていく予定です。
健康的な習慣を持ち、毎日を充実させるお手本となる失敗しない野菜摂取の重要性が、今ここに再認識されています。