ハノイに新たな風！東京屋台が2025年にオープンします

ハノイに新たな魅力を届けるTokyo Yatai

2025年1月10日、ベトナム・ハノイ市のイオンショッピングモールに、「Tokyo Yatai」がオープンします。この店舗は、株式会社KIDS HOLDINGSとベトナムのMIRESTO社との合弁によって設立され、シンプルで美味しい日本の居酒屋メニューを中心とした新しい食文化の発信地となることを目指しています。

KIDS HOLDINGSの海外進出

KIDS HOLDINGSグループは日本国内に150店舗を展開する実績を持ち、次の挑戦としてアラブ首長国連邦、サウジアラビア、イスラエルなど、今後100ヵ国100店舗を目指して積極的な海外進出を進めています。特に経済成長が著しいベトナムは、国民が1億人を超え、平均年齢が若いことから魅力的な市場と見込まれており、ハノイへの進出はその一環です。

Tokyo Yataiのコンセプト

「安くて旨いに国境なし」をモットーに、日本の居酒屋文化を世界に広めるため、今回の店舗は屋台村風のデザインで、低アルコール比率の食事をメインとした業態で提供される予定です。これにより、幅広い層のお客様に楽しんでいただける食体験を提供していく考えです。

ベトナム人スタッフとの絆

興味深いことに、この出店を後押ししたのは、KIDS HOLDINGSの創業当初にアルバイトしていたベトナム人スタッフの存在です。彼は「日本の店舗をハノイに作れば、きっと繁盛する」と語り、その思いが18年の時を経て具体的な計画として実現しました。彼の尽力がなければ、今回の出店は実現しなかったかもしれません。

技能実習生制度を活用した事業展開

また、KIDS HOLDINGSグループは2024年度から、ベトナムの送出機関と提携し、年間100人の特定技能実習生を受け入れる契約を結びました。彼らはまず日本語を学び、その後5年間、グループで実務経験を積むことになります。この取り組みを通じて、日本とベトナムのビジネス交流を促進することを目指しています。

未来への展望

KIDS HOLDINGSグループは、今後も日本の飲食文化を発信する企業として、国内外での展開を続けていく考えです。また、アルバイトスタッフとの縁が新たな出店のきっかけとなることを踏まえ、日々の運営活動に全力を尽くす姿勢が必要です。もし、お互いに協力できる企業があれば、ぜひお声がけください。共に新しい価値を創造していきたいと思っています。