株式会社コメリが愛媛県四国中央市と結ぶ物資供給協定
2025年7月2日、株式会社コメリと愛媛県四国中央市は「災害時における物資供給に関する協定」を締結しました。これは、NPO法人コメリ災害対策センターが持つ20年にわたる災害対応の経験を基に、地域の災害対策を一層強化するための重要なステップです。これにより、協定締結数は1,166件に達しました。
コメリのミッションと災害対策の歴史
株式会社コメリは新潟県新潟市に本社を置くホームセンターで、地域のライフラインとして位置付けられています。2005年9月に設立されたNPO法人は、地域社会の安全と安心を目指して様々な取り組みを進めてきました。コメリは2004年に発生した新潟・福島豪雨や中越地震を受け、災害対策の重要性を痛感し、協定の締結を開始しました。
今までに全国の約60%にあたる自治体と協定を締結し、物資供給の準備を整えています。特に、大規模な災害が発生した際には、迅速かつ的確に必要な物資を供給する体制を築くことで、被災者をサポートしてきました。
協定の具体的内容
今回の四国中央市との協定は、災害発生時の迅速な物資供給を目的としています。この協定により、具体的には避難所運営に必要な携帯用トイレやニトリル手袋、災害復旧に必要なブルーシートやスコップなどの供給が行われます。
主な提供物資
- - 避難所運営用品:携帯用トイレ、使い捨て食器、生理用品
- - ライフライン用品:ペットボトル飲料水、LEDライト、乾電池
- - 応急・復旧用品:土のう袋、一輪車、軍手
- - 仮設住宅用品:寝具、食器、トイレブラシ
これらの物資は、災害時において特に需要が高まるものばかりです。コメリは、これからも親しみやすい地域の店舗を通じて、こうした災害時の支援を続けていきます。
地域への貢献
コメリは「地域の日々を明るくする」という理念を掲げています。この理念のもと、日常の生活と仕事に必要な商品を提供し、地域の皆様の「いざという時」の頼りになりたいと考えています。
さらに、地域の人々をつなげ、温かく明るいコミュニティを築くことを目指しています。コメリが地域に存在することで、日常生活がより豊かになり、その中で人々が勇気付けられることを願っています。これは、コメリの各店舗が地域に根付くための重要な要素でもあります。
今後の展望
今後もコメリは地域での絆を深め、災害時には迅速に物資供給が行える体制を強化していくことでしょう。また、故郷の人々が安心して暮らせるよう、災害対策の備えを怠らない姿勢を持ち続けることが重要です。
地域における信頼と確実な対応力を武器に、コメリは「ここにコメリがあってよかった」と言われる店舗づくりに努めていきます。地域において強固な存在感を示し続けることが、我々の使命なのです。