MAOKA UEDAの個展
2023-08-24 16:30:01
アーティストMAOKA UEDAが描く夢の世界『The Catcher in the Mirage』の魅力
MAOKA UEDAが描く幻の世界『The Catcher in the Mirage』
アーティストMAOKA UEDAが東京で初の個展『The Catcher in the Mirage』を開催します。会期は2023年9月16日から9月24日まで、場所は港区南青山のMA5 GALLERYです。これまでロンドンで培ったアートの技術を駆使し、曼荼羅模様を描くことで、自身の内面世界を探求していた彼女の新作が一堂に会する奇跡的な機会です。
MAOKA UEDAはロンドンでアートとデザインを5年間学びました。彼女の作品は、彼女の心の中に存在するビジョンを形にするために描かれています。特に、「記録し物質化しなければそれらは存在しない」と彼女が語るように、見えないものを意識的に捉え、表現することが彼女のスタイルの本質です。彼女にとって絵を描くことは、ただの表現にとどまらず、自身の内面の旅を記録する行為でもあります。
この個展のタイトル『The Catcher in the Mirage』は、まさに彼女の葛藤と情熱を反映したものです。まるで蜃気楼のように見え隠れするビジョンの中で、彼女は「記録を残すことこそが、私にとっての存在の証」と述べています。特に彼女が注目する曼荼羅模様は、視覚的な表現のみならず、潜在意識の深化や個人の感情の象徴として機能しています。
作品の特徴
本展では、曼荼羅シリーズを含む幅広いスタイルの作品が登場します。点から線へ、線から面、そして面から空間へと形作られるUEDAの作品は、観覧者にその独特な世界観を体感させるでしょう。作品に描かれた生き物のような形状や、黄金比を強調した構成は、見る者に強い印象を与え、独特な感覚を呼び起こします。これにより、彼女の夢の中での探求の過程を、観覧者自身が感受できるのです。
さらに、会場内では新作の展示・販売のほか、グッズの販売も行われる予定です。入場は無料で、多くの人々にUEDAのアートに触れてもらえることを目指しています。ぜひ会場に足を運び、彼女の作品が持つ不思議な魅力を感じ取ってください。
彼女の世界観
MAOKA UEDAは、アートを通じて、見えないものを可視化し、またそれらを物質化することを試みます。彼女は「蝶々の羽を触れるように、自分の目に映るものを捕まえ、キャラクターにする」という哲学を持っています。このプロセスこそが、彼女にとっての創造の源泉であり、また表現の幅を持たせる鍵でもあるのです。
そのため彼女の作品は、単なる絵画ではなく、彼女自身の物語を語る媒体となります。色彩や形状、構造が交錯する彼女の作品は、観る人それぞれに異なる感情や記憶を呼び起こすことでしょう。
最後に
『The Catcher in the Mirage』は、MAOKA UEDAが自らの夢と現実を交錯させる世界を探りながら、観覧者に真のアートとは何かを問いかける展覧会です。ぜひこの機会に、彼女のアートをお楽しみください。心に軽やかに舞い込む色彩と景色に、あなたも酔いしれることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社エムエーオー
- 住所
- 兵庫県芦屋市奥池町33-8
- 電話番号
-
090-6913-1802