鬼木達監督が鹿島アントラーズの新たな指揮官に就任
2023年、鹿島アントラーズにとって新たな時代を迎えることとなりました。千葉県出身の鬼木達(おにき・とおる)氏が、新監督として公式に就任。当時、Jリーグが誕生し、プロサッカー選手としての第一歩を踏み出した鹿島アントラーズで、今度は指導者としての役割を担います。鬼木監督は1974年生まれであり、その経歴はまさにサッカー一色。
歴史ある指導歴
鬼木監督の指導キャリアは2007年に始まりました。最初は川崎フロンターレの育成・普及部コーチとして、その後、U-12コーチに就任。2008年から2009年にはU-18チームを指揮し、2010年から2016年にかけてはトップチームのコーチとして活動しました。2017年からはトップチーム監督に昇進し、選手たちを指導し続けてきました。
選手としてのキャリア
鬼木氏は選手としても優れた実績を残しています。習志野台第二小学校、坪井中学校を経て市立船橋高校に進学。1993年には鹿島アントラーズに入団し、その後は川崎フロンターレでもプレーしました。彼の選手時代は1998年のJFL(Jリーグ準加盟)にも触れ、サッカー界に多くの貢献をした選手でした。
鬼木監督の抱負
就任に際し、鬼木監督は次のようにコメントしています。「来季から監督としてお世話になります鬼木達です。よろしくお願いします。選手がサッカーを楽しみ、それを見ている人々にも楽しんでもらう、その先には必ず勝利があると信じています。タイトル獲得のためには、クラブに関わるすべての人の力が必要です。」
彼のコメントからは選手やファン、サポーターへの思いや、クラブの一員として全力で戦う覚悟が感じられます。
未来への期待
鬼木監督の就任は、鹿島アントラーズにとって重要な転換期です。これまでの経験をもとに、彼がどのようにチームをまとめ、成果を上げるか、これからのシーズンが楽しみです。ファンやサポーターが一丸となって、クラブの目指すタイトルを獲得できる日が待ち遠しい限りです。
鬼木達監督の下で、鹿島アントラーズが新たな輝きを放つことを期待しましょう。