万葉古代学東京講座、開催のお知らせ
奈良県立万葉文化館が主催する「万葉古代学東京講座」が、2025年9月15日(月・祝)に開催されることが決まりました。この講座は、万葉の故郷である奈良県明日香村からの文化的知見を広めるために、2007年から毎年実施されています。今年度は、富本銭などの重要文化財にも指定された「飛鳥池工房遺跡」にスポットをあてたプログラムが用意されています。
当日は、万葉文化館の研究員がそれぞれの専門を生かして、さまざまな視点から「国宝と重要文化財」というテーマについて発表します。
開催概要
- - 日時: 令和7年(2025年)9月15日(月・祝)14:00~17:00(開場13:30)
- - 会場: 奈良まほろば館(東京都港区新橋1-8-4)
- - 定員: 50名(定員を超えた場合は抽選)
- - 参加費: 無料
- - 申込: 要事前申込。専用の申込フォームから必要事項を入力してください。
プログラム内容
講座では以下の内容についてお話しが行われます。
講師: 井上さやか(万葉文化館企画・研究係長)
文学の視点から、飛鳥池工房遺跡が持つ文化的意味について考察します。
講師: 榎戸渉吾(万葉文化館研究員)
『万葉集』の重要性や、その写本としての価値について解説します。
- - 世界記憶遺産『御堂関白記』―文化の庇護者としての藤原道長―
講師: 中本和(万葉文化館主任研究員)
藤原道長が残した文化的な業績と、その意義について探ります。
この講座は、古代文化に興味のある方々にとって貴重な学びの機会となることでしょう。また、講座は定員制で、応募者が50名を超えた場合は抽選が行われます。参加を希望される方は、万葉文化館のウェブサイトから事前に申し込む必要があります。締切は8月26日(火)17時です。
万葉古代学の奥深い世界を感じる絶好のチャンスですので、ぜひお見逃しなく!詳細は優劣やキャンセル待ちなどの可能性があるため、随時確認することをお勧めします。