アニエスベーギャラリーでアーティストBABUの個展『Btill AlivE』開催

アニエスベーギャラリーでの個展『Btill AlivE』

アニエスベーギャラリーブティックは、4月5日(土)から5月11日(日)にかけて、北九州を拠点に活動しているアーティスト、BABUの個展『Btill AlivE』を開催します。BABUは、ストリートアーティスト、挑戦的なスケートボーダー、そして現代美術家として多様な表現に取り組んでおり、従来の枠組みにとらわれない作品で知られています。2024年に開催されたグループ展『elective affinities Part II』に参加したことが、この展示会を実現するきっかけとなりました。

BABUのアートスタイル

BABUの作品は、ストリートカルチャーの根底にある自由や自律の概念を反映しており、遊び心と芸術的視点が融合しています。彼は、作品について自ら言葉を多く発することは少ないものの、その表現はストリートでの実践と交流から育まれてきたものであり、独自の伝達方法が存在します。

展示の内容

本展覧会では、能登半島の被災地で撮影された映像作品や、大正12年の関東大震災の際に復興資材として使用されたトタンを支持体に用いた作品が展示されます。特に、BABUがグラフィティライターとして活動を開始した時期から一貫して描いてきたラインがモチーフとなった平面および立体作品も展示され、彼のアートの進化を追うことができます。

展覧会情報

- 会場: アニエスベーギャラリーブティック

(東京都港区南青山 5-7-25 ラ・フルール南青山 2F)

- 会期: 2025年4月5日(土)〜5月11日(日)
- 休廊日: 毎週月曜日 (5月5日を除く)
- 開廊時間: 12:00〜19:00
- 詳細情報: 公式サイト

アーティストプロフィール: BABU

BABUは、北九州を基盤に活動するストリートアーティスト、スケートボーダー、そして現代美術作家です。彼は、国内外のさまざまな場所でストリートアートを制作し、ストリート文化を基にした映像制作、絵画、ドローイング、彫刻、タトゥーといった多岐にわたる作品に携わっています。特に、スケートボードや廃材、ゴミを用いたコラージュ作品や映像作品が評価されています。

最近では、現代美術の展覧会にも多く参加しており、地域のアートイベント「Reborn-Art Festival」や、「VOCA 展 2018」、その他複数の展覧会で作品が展示されています。さらに、GALLERY SOAP(福岡)やBEAMS JAPANのB GALLERY、東京のワタリウム美術館、東京藝術大学、北九州市立美術館、熊本現代美術館などで彼の作品を観ることができる機会も増えています。

アニエスベーについて

フランスのファッションブランド、アニエスベーは、着心地の良さやカッティングにこだわったエスプリ溢れる洋服で知られ、流行に流されないスタイルを提供しています。さらに、アートや映画、音楽と強く結びつき、社会貢献活動や環境保護にも積極的です。海洋探査船タラ号の支援などを通じて、持続可能な社会を目指しています。

若者から年配の方まで、幅広い層に愛されるアニエスベーの展覧会で、ストリートカルチャーのアートに触れてみる絶好のチャンスです。