OKI自動車部品向け塩水腐食試験サービスの開始
沖電気工業株式会社(通称:OKI)のグループ企業であるOKIエンジニアリング(社長:大場 宏之、本社:東京都練馬区、以下OEG)は、2026年7月1日より自動車部品及び材料向けに新たに塩水腐食試験サービスを開始します。この試験は「JASO M 609:2024」という規格に対応しており、従来の試験方法よりも実使用環境に即した重要な評価を行うことができます。
近年、自動車業界では豪雨や冠水、塩害といった自然環境の厳しさが増しており、こうした影響により自動車部品が直面する過酷な状況に対する耐久性試験が必要とされています。2014年には「JASO M 609:2024」が改訂され、従来の試験方法に代わり、より実際の環境条件を再現した試験方法が求められるようになりました。OEGではこの改訂に対応し、試験の実施を求める顧客のニーズに応える体制を整えました。
これまでOEGでは、IP試験、スプラッシュウォーター試験、塩水腐食試験など、水系環境試験を幅広く提供してきました。さらに、顧客の個別ニーズにも対応し、界面活性剤を用いた厳しい試験や、高温下での泥水放水試験なども実施してきました。新たに導入する塩水腐食試験機により、OEGは主要な試験を一箇所でワンストップで提供することができ、複数の試験所への依頼を排除し、効率的な管理を実現します。
このサービスを通じて、顧客は試験の依頼と管理の手間を減らすことができ、更に腐食試験が行われた試料の腐食進行を管理しやすくなります。こうした効率化により、試験結果のより高い精度を期待できます。
OEGは、今後も業界の規格や市場ニーズに応じた柔軟な対応を心掛け、常に最新の技術と試験を提供することに注力していく所存です。顧客企業が市場競争力を高め、その製品の品質を保証するためのパートナーとして、安心・安全・信頼性を重視したサービスの拡充を進めていきます。
販売計画
- - 販売価格:個別見積
- - 目標売上:2028年度までの3年間で5億円
- - サービス提供開始:2026年7月1日
用語解説
1.
JASO M 609:2024:自動車部品の耐食性を評価するための試験規格。
2.
IP試験:外部からの異物や水の侵入に対しての保護性能を評価する試験。
3.
水系環境試験:製品がさまざまな水分にさらされる際の耐久性を試験する環境試験の総称。
4.
スプラッシュウォーター試験:熱衝撃を模擬する試験。
5.
界面活性剤を使用した試験:防水性を厳しく確認するための試験。
6.
高温下泥水放水試験:高温状態での泥水に対する耐性を確認する試験。
なお、本件に関するお問い合わせは、OKI広報・プロモーション室までお願いします。