テラドローン、全国47都道府県で無料デモ会を開催
日本のドローン業界で注目を集めているテラドローンが、自社で開発した国産UAVレーザ「Terra Lidar」シリーズの3次元測量を体験できる無料デモ会を、全国47都道府県で開催します。この取り組みは、多くの人々がUAVレーザの利便性や実用性に触れる機会を提供しようというもので、2025年春頃まで行われる予定です。
デモ会の背景
テラドローンは、UAVレーザを導入したいと考えている企業から、「実際のデモ会に参加できない」という声や、「購入するかどうか決めかねているが、機器の使用法を知りたい」という要望が多く寄せられていることを受け、このデモ会の開催を決定しました。これにより、現場のニーズに応え、気軽にUAVレーザの体験ができる環境を整えることが目的です。
デモ会の内容
デモ会は2部構成で行われ、以下の内容が予定されています。
第1部:フライトデモ会
- - UAVレーザ測量の講習:実際の操作方法などについて学びます。
- - 機材と実際のフライト見学:UAVレーザが実際にどのように飛行し、測量を行うかを観察します。
- - フライトで取得した生データの解説:フライト後に取得したデータを元に、具体的な解析手法を学びます。
第2部:解析デモ会
- - 点群データの解説:第1部で取得したデータを基に、その解析結果について詳しく解説します。
- - データの活用事例紹介:UAVレーザが実際にどのように使われているのか、具体的な事例を紹介。
- - 「Terra SLAM RTK」のデモ:高精度を誇るハンディ型スキャナーの操作を体験できます。
参加者にはデモ会で取得したオリジナルデータやグラウンドデータも提供され、即戦力の知識とデータを手に入れることができます。
参加対象者
このデモ会は、以下のような方に特におすすめです。
- - UAVレーザに興味がある方
- - 地図精度5cm以下の高精度UAVレーザに興味がある方
- - UAVレーザの買い替えを考えている方
- - 地上SLAMの導入も検討している企業の担当者
使用機材の特徴
テラドローンの「Terra Lidar」シリーズは、これまで2,000件以上の測量実績を持ち、その高い価格性能比が評価されています。使用機材の一部は以下の通りです。
- - Terra Lidar Dual:空中と地上の両方で測定可能なSLAM技術搭載型。
- - Terra Lidar R:特許技術による圧倒的な性能を持つモデル。
- - Terra Lidar X:RIGLE mini VUXシリーズを採用した高機能モデル。
- - Terra SLAM RTK:最新のSLAM技術を持つハンディスキャナー。
お問い合わせ先
デモ会に関する詳細は、上記の開催スケジュールに加えて、Terra Drone株式会社の運営事務局へ直接お問い合わせが可能です。お申し込みや今年のデモ会スケジュールについては、こちらのリンクからも確認できます。
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テラドローンは、空飛ぶクルマやドローンの開発に力を入れ、多くの業界での利用を推進しています。最新の技術を用いたサービスを提供することで、測量技術の進化をリードしており、今後の展開にも期待が高まります。