新緞帳『amoroso』登場
2024-11-05 21:49:21

東京宝塚劇場に新緞帳『amoroso』が登場!その魅力とは

東京宝塚劇場に新緞帳『amoroso』の登場



概要


東京宝塚劇場は、新たな緞帳『amoroso(アモローソ)』を高砂熱学工業株式会社から寄贈され、2023年11月5日(火)の星組公演にて初披露されます。この新しい緞帳は、宝塚歌劇の魅力を一層引き立てる美しいデザインを持っており、舞台と観客の関係性をより一層深化させる役割を果たします。

新緞帳『amoroso』のデザインと制作意図


新緞帳『amoroso』は、イタリア語で「愛情に満ちて」という意味を持つその名の通り、観客や出演者の間にある愛情を表現しています。デザインは株式会社川島織物セルコンによって行われ、真紅の艶やかなビロードに、宝塚歌劇の象徴とも言えるロココ調の唐草模様が施されています。その様子はダイナミックでありながらも繊細で、劇場全体を華やかな雰囲気で包みます。特に、唐草模様の周縁に施された金色の煌めきは、視覚的に一層の高級感を演出しています。

さらに、デザインにはハート型のモチーフが散りばめられており、これは客席から溢れる宝塚歌劇への愛を象徴しています。この緞帳は、舞台への期待感を高めるだけでなく、観客との感情的なつながりをも強化するものです。

様々な制作背景


この素晴らしい緞帳を制作したのは、株式会社阪急建装で、大阪市に本社を構えています。また、製作は京都市の川島織物セルコンによるもので、技術と伝統が融合した結果、緞帳が完成しました。寸法は高さ9メートル、間口24メートルと迫力満点で、約950kgという重さを持ち、舞台全体を見守る役割を担っています。さらに、緞帳は西陣本綴錦織という織り方で作られており、細部にまでこだわりが見受けられます。

旧緞帳の役割


新しい『amoroso』に替わる形で、以前使用されていた緞帳『Waltz』は、2016年8月から2024年11月までの長い期間、東京宝塚劇場の舞台を彩ってきました。このように、緞帳の交換は新たな時代の始まりを告げる重要な出来事となります。新緞帳の披露を通じて、宝塚歌劇のさらなる発展と、観客との深いつながりが築かれることを期待しています。

公演情報


新緞帳『amoroso』の初披露は、星組公演「記憶にございません!-トップ・シークレット-」において行われ、その後も様々な公演で目にすることができることでしょう。新しい緞帳がどのように舞台の演出に寄与していくのか、観客はその瞬間を楽しみにしています。

このように、高砂熱学工業株式会社からの寄贈によって、東京宝塚劇場は新たな装いを得ることになりました。『amoroso』がどのように劇場の情景を彩るのか、皆様もぜひ実際の公演でその目で確かめてみてください。


画像1

会社情報

会社名
阪急電鉄株式会社
住所
大阪府大阪市北区芝田一丁目16番1号
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。