VRChatにおけるアバターの世代差を探る
株式会社メタバースクリエイターズが実施した「VRChatアバター利用実態調査」では、1,067人のVRChatユーザーの利用実態を詳細に分析しました。この調査は、VRChatの利用環境やアバター関連の嗜好の違いを明らかにするもので、特に世代間の違いに焦点を当てていることが特徴です。
調査結果の概要
調査結果によると、アバターの選好は世代によって異なる傾向があり、特に自己表現を重視する若年層とコミュニケーションを重視する上の世代との違いが顕著に表れました。突然の質問ですが、自分市のアバターに持ってもらいたい印象を選ぶ際、最も多かったのが「可愛い」で、次いで「かっこいい」や「親しみやすい・話しやすそう」といった選択肢が続きました。
若年層においてはデザインや見た目の良さが強調される一方で、古参層ではアバターとの親しみやすさが重視されていることから、各世代が求める印象に違いが見られます。特に、男性は自己表現としての「かっこよさ」を強調する傾向がありますが、年代によって「癒し系」や「親しみやすさ」を求める傾向も強いようです。
アバター選びの基準
アバターを選ぶ際の基準については、全体的に「見た目の好み」が大きな要素として挙げられましたが、新規層では特に「改変しやすさ」がポイントとなっていることが際立ちました。新規層は「衣装の対応数を重視」し、古参層は「好きなクリエイターの作品」を選ぶ傾向にあります。特に新規層のユーザーは、カスタマイズ可能なオプションが多いアバターを好む傾向が強く、縛られない自由な選択を求めているようです。
所持アバター数の差
アバターの所持数も世代によって違いがあり、新規層では「6~10体」が最多であり、活動歴の長い古参層では「21体以上」といった結果が出ています。これは古参ユーザーがさらに多くのアバターを所持する傾向にあることを示唆しています。また、オリジナルアバターの使用率についても、古参層は顕著に高く、新規層ではそのニーズが見られなくなっています。
女性ユーザーの参入
さらに、興味深いのは新規層の女性ユーザーの割合が40%を超えており、古参層と比較して約1.7倍に達しています。これは新しい参加者が多様性をもたらしていることを示しており、今後のVRChatの進化に大きく寄与するでしょう。
最後に
今回の調査から、世代によって異なるアバターへの嗜好が浮かび上がり、VRChatというバーチャル空間におけるユーザー体験がどれほど多様であるかが改めて確認されました。今後もメタバースクリエイターズではさらなる調査を続け、これらの結果を参考にしながら、クリエイターやユーザーにとって魅力的なコンテンツを開発していく予定です。詳細な結果は、近日中にメタバースクリエイターズの公式noteで公開される予定ですので、期待が高まります!
公式noteリンク:
メタバースクリエイターズ note
調査概要
- - 調査名称:VRChatアバター利用実態調査
- - 調査方法:Xを介したオンラインアンケート
- - 対象:VRChatユーザー
- - 有効回答数:1,067件
このように、ユーザーが求めるアバターの特徴や利用態度が世代によって明確に異なることが分かり、今後のメタバース文化の発展にも注目が集まります。