サクラファインテックがマレーシアに現地法人を設立
サクラファインテックジャパン株式会社は、マレーシアのセランゴール州に新たに現地法人「Sakura Finetek Malaysia Sdn. Bhd.」を設立しました。この新しい拠点は2024年10月から運営を開始し、病理検査機器や器材のトータルサプライヤーとしての役割を強化します。
マレーシア新法人の目的
新法人設立の目的は、急成長を遂げる東南アジア市場におけるカスタマーサポートを強化するとともに、サクラファインテックグループ全体及びその製品の認知度を向上させることです。この地域には、日本の約半数にあたる1,000以上の病理関連施設が存在し、需要が高まっているのです。
東南アジア市場の成長
東南アジアは経済の発展とともに人口の平均寿命が延び、健康への関心が高まっています。これにより、病理検査市場も拡大が見込まれ、サクラファインテックはこの機会を捉え、より良いサービスを提供することを目指しています。
2019年にアジア・リージョナルオフィスを設立してから、既に同地域でのカスタマーサポート及び販売活動を着実に強化してきましたが、今回の新法人を通じてその取り組みをさらに深めることが期待されています。
グローバルミッションの推進
サクラファインテックグループは、「がん診断を進展させる」という明確なミッションを掲げ、世界中のお客様に対し最適なソリューションを提供することに尽力しています。このミッションに基づき、会員企業であるサクラファインテックジャパンは、病理検査の効率化と精度向上に寄与することを使命として活動を行っています。
新法人の設立により、現地でのカスタマーサポートが強化されることで、病理検査機器および器材、試薬に対するサポートが一層充実する見込みです。
会社概要
サクラファインテックジャパン株式会社は、サクラグローバルホールディング株式会社の傘下企業であり、病理学的検査の専門機器や消耗品、試薬を開発・提供するプロバイダーです。併せて、医療分野における重要な役割である病理学的検査の充実に向けた貢献を行っています。
新法人設立によって、サクラファインテックはマレーシアにおける業界のリーダーとしてさらに成長し続けることでしょう。今後、病理検査業界の進展をもたらすサービスを提供し、医療における診断精度の向上に向けて貢献していくことが期待されます。
新法人の概要
- - 名称:Sakura Finetek Malaysia Sdn. Bhd.
- - 所在地:スバン・ジャヤ市、セランゴール州、マレーシア
- - 設立日:2024年8月29日
- - 代表者:堀内良啓(Managing Director)
- - 事業内容:病理学的検査分野に関連する標本作製機器および試薬等の販売支援およびカスタマーサポート業務
新しく開設されたこの法人は、病理検査機器の観点から東南アジア市場の成長を加速するための重要な拠点となるでしょう。そして、サクラファインテックグループ全体の成長戦略をさらに進めていく予定です。