映画『ようこそ、MIDORI HOUSEへ』の魅力
映画『ようこそ、MIDORI HOUSEへ』がクラウドファンディングを通じて誕生します。この作品は、全編iPhoneで撮影されるという革新的なアプローチで進行中。主演にはサトミ・フォックスが名を連ね、アメリカ人監督エリック・ファーマンが新たな視点から日本の社会を描いています。
舞台となるビーチハウス
舞台は九十九里浜近くに位置する特別なビーチハウス「MIDORI HOUSE」。これはサーフィン好きのオーナーによって14年をかけてDIYされた、まるで秘密基地のような空間です。映画の中では、この魅力的な環境が主人公たちの物語をより引き立てています。
独自のストーリー展開
物語は、離婚弁護士ミドリがビーチハウスに宿泊する客たちとの交流を通じて、自己改革を遂げる様子を描いています。彼女はホストクラブに依存した日常から脱却し、滞在するゲストに対して「おもてなし」をしながら変わっていく姿が描かれ、観客に希望を与える要素がふんだんに盛り込まれています。
この映画には、家族や人間関係の複雑さが含まれ、人生における本当に大切なものは何なのかを問う深いメッセージが込められています。主演陣が演じる不器用で愛おしいキャラクターたちが織り成すストーリーを通じて、観客は笑いとともに涙する体験を得るでしょう。
iPhone撮影の利点
具体的には、全編iPhoneで撮影することにより、役者が自由に動ける範囲が広がり、より自然で臨場感のある演技を引き出すことが可能になります。大きなカメラによる制約がないため、役者の表情や動きに密接に寄り添うことができ、観客はまるでその場にいるかのような臨場感を味わえます。
ハリウッドスタイルの脚本
この作品は、全米で人気のブレイク・スナイダ―の脚本術「ビート・シート」を基にしたハリウッドスタイルの構成が特徴です。物語は波乱万丈の展開を迎え、観客に強烈な訴求力を持ったシーンが次々と展開されます。これにより、映画はただのコメディに留まらず、深い感動を与えるドラマに仕上がっています。
クラウドファンディングについて
現在、映画制作の資金調達のためのクラウドファンディングが進行中です。プロジェクトの目標金額は200万円で、さまざまなリターンが用意されています。支援者にはDVD、試写会の参加券、監督とのタコスミーティング、さらには宿泊券などが待っています。特に、監督による演技指導クラスは、俳優を目指す方々にも響く内容です。
監督と主演のプロフィール
監督エリック・ファーマンは、俳優としての経験を活かしながら、日本での映画制作に情熱を注いできました。この作品が長編映画としての初監督作品となり、サトミ・フォックスが主演を務めます。彼女もまた、日本の演劇界での経験を基に、この映画の根幹を支える重要な存在です。
人生のさまざまな要素を描いたこの映画は、多くの人に共感を呼び起こし、人生の再出発を促す作品として期待されています。今後の展開にぜひご注目ください。
公式HP:
MIDORI HOUSE
製作会社: N.A.P. Films