株式会社才流、約300ページの実務書を発表
株式会社才流が12月19日、書籍『パートナービジネス戦略 基本と実践』を日本実業出版社よりリリースします。この書籍は、パートナービジネスのノウハウを体系化した初の実務書と言われています。
パートナービジネスの重要性
日本では、BtoB取引の多くがメーカーと顧客の間に代理店や販売店を介して行われています。特に中小企業向けのIT製品やサービスを提供するベンダーの76%がパートナーチャネルを活用しているというデータもあります。しかし、書店でのパートナービジネスに関する書籍は不足しており、その結果、実務現場での扱いが手探りになっているのが現状です。企業が直販に限界を感じ、パートナービジネスへと移行する際、「契約さえすればパートナーが売ってくれる」と誤解し、成果を上げられないケースも多く見受けられます。
本書の特徴
この書籍の主な特長は以下の三点です。
1.
パートナービジネスを再現性のある流れとして体系化
本書では、パートナービジネスの全体像を理解し、進め方を学べる構成になっています。具体的には、第1部で基本を学び、第2部で戦略と体制・仕組みを整え、第3部で協業を拡大する方法を解説します。
2.
「パートナーが動きたくなる仕組み」のメソッド提供
パートナーが動かない大きな理由は、魅力的な商品でもパートナーにとって利点がないからです。そこで、本書では「PPF(Product-Partner Fit)」というフレームを用い、パートナーが納得できるビジネスモデルを構築する方法を提示します。
3.
現場で使えるテンプレートの多さ
読者が実務に即座に適用できるテンプレートが豊富に収められています。具体的な資料の例として、協業提案資料やアカウントプランなどがあります。
書籍の詳細
この書籍の著者は株式会社才流の栗原康太社長と桂川誠シニアコンサルタントで、各々が前職での経験をもとに実用的な内容を提供しています。また、予約特典として「パートナーマーケティング施策一覧」を用意しており、Amazonでの予約購入を通じて特典がもらえるチャンスもあります。
まとめ
『パートナービジネス戦略 基本と実践』は、パートナービジネスの実務を学びたい人にとって必見の一本です。発売日は2025年12月19日。全国の書店やオンラインストアで入手可能です。