早稲田エルダリーヘルス事業団とブレインケア、認知症予防プログラムの共同開発へ

早稲田エルダリーヘルス事業団とブレインケアが業務提携

2016年3月24日、株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団とブレインケア株式会社は、認知症予防プログラムの開発に向けた業務提携に合意しました。この共同作業は、両社の知見と技術を融合し、高齢者の健康増進に寄与しようという試みです。

早稲田エルダリーヘルス事業団の取り組み

早稲田エルダリーヘルス事業団は、運動習慣を身に付けるための介護予防デイサービス「早稲田イーライフ」を全国に展開しています。事業団は早稲田大学エルダリー・ヘルス研究所の協力を得て、科学的根拠に基づいた運動プログラムを提供。これにより、6,000名以上のお客様にサービスを届けています。

ブレインケアの理念と技術

一方、ブレインケアは「誇りある高齢化社会の実現」を掲げ、創業から認知症予防に特化したソリューションの開発を行っています。特に、機械学習を活用した画像解析技術と脳波測定の研究が特徴で、これらの技術が今後のプログラム開発に大きく貢献することが期待されます。

新たな認知症予防プログラムの開発へ

今回の業務提携により、早稲田エルダリーヘルス事業団の顧客接点の強みと、ブレインケアのIT技術のノウハウを融合させることで、革新的な認知症予防プログラムの開発が目指されます。具体的には、日常生活に取り入れやすい運動習慣を通じて、認知機能の維持と向上を図ることが主なテーマとなります。
今回の新プログラムは2016年内にリリースされる予定で、より多くの高齢者が参加できる環境の整備が進められます。

未来に向けた両社のビジョン

両社は、顧客基盤や事業ノウハウを融合することで、さらに魅力的なサービスを共同で開発・運営していく意向を示しています。この提携によって、高齢者の生活の質を向上させる新しい試みが実現することが期待されます。

このように、認知症予防に向けた新しい取り組みが進んでおり、今後の展開が注目されます。利用者にとっても、いかにして日常生活に取り入れやすい形でサービスが提供されるかが重要なポイントであり、両社の準備に期待が寄せられています。