岩崎ノ鼻灯台の未来を守る整備事業
高岡市伏木地区に立つ「岩崎ノ鼻灯台」は、地域のシンボルとして多くの人々に親しまれています。この灯台は美しい桜の灯台とも呼ばれ、2017年には「恋する灯台」としても認定され、その名声を広げています。しかし、その灯台へと続く道には伐採されずに伸びた竹や雑木が立ちはだかり、観光客にとっても一つの障害となっていました。
整備事業の実施
そこで、岩崎ノ鼻灯台利活用プロジェクト実行委員会が中心となり、2025年10月11日(土)、12日(日)に周辺の伐採・整備事業を実施することが決定しました。この事業は、日本財団が支援する「海と日本プロジェクト」の一環であり、『海と灯台プロジェクト』として地域の海の記憶を再発見し、新しい海洋体験の創造を目指しています。具体的なプログラムとして、11日(土)には灯台周辺の除草作業や通路周辺の雑木伐採が計画されており、12日(日)には灯台下の竹や雑木の伐採が行われる予定です。
地域住民との協力
この整備事業は地域のボランティアによって携わられ、多くの市民が参加することになっています。約70人がボランティアとして現地に集まり、灯台周辺の環境整備に貢献するのです。地元の人々によるこのプロジェクトにより、灯台の美しい景観を再生し、地域の活性化を図る狙いがあります。
継続的な取り組み
岩崎ノ鼻灯台利活用プロジェクト実行委員会は、この整備事業に続いて、地元住民や観光客に向けたモニターツアーを11月3日(月・祝)に実施予定です。このツアーを通じて、灯台の魅力を広め、訪れる人々に地域とのつながりを深めてもらうことを目指しています。また、このような取り組みを通じて、持続可能な景観維持や町の振興策を進め、地域における灯台の重要性を再確認していきます。
まとめ
岩崎ノ鼻灯台は、風光明媚な眺望が楽しめるだけでなく、地域の歴史と文化を伝える大切な存在です。この灯台を中心にした整備・伐採事業は、地域住民だけでなく、訪れるすべての人々に新しい体験を提供する機会となります。これからも岩崎ノ鼻灯台が大切に守られ、訪れる人々に影響を与え続けることを願っています。
イベント概要
- - イベント名: 岩崎ノ鼻灯台周辺の伐採・整備事業
- - 日時: 2025年10月11日(土), 12日(日) 9:00~11:00
- - 会場: 岩崎ノ鼻灯台(高岡市伏木国分7)周辺
- - プログラム:
1. 主催者挨拶
2. 伐採・整備事業
- 【10月11日(土)】
- 灯台周辺の除草作業
- 灯台への通路の両面の雑木伐採と除草
- 【10月12日(日)】
- 灯台周辺の除草作業
- 灯台下の竹・雑木伐採
3. 集合写真撮影、閉会
このイベントへの参加は、地域貢献を考える絶好の機会です。興味のある方はぜひご参加ください!