メタバース広告の新時代、アドバーチャとmetatellが業務提携

メタバース広告の新時代が到来

メタバース空間への広告設置がますます現実味を帯びてきました。アドバーチャ株式会社が手掛けるメタバース・ゲーム内広告配信プラットフォーム「Ad-Virtua」は、最近、株式会社Urthが運営するメタバース作成サービス「metatell」との業務提携を発表しました。この提携により、metatell上でアドバーチャの技術を利用した広告ディスプレイ設置機能が開始され、企業にとって新たな収益化の機会が開かれることが期待されています。

新しい広告設置機能とは

「metatell」を利用する企業は、簡単な手順でAd-Virtuaモニターを設置し、広告を配信できるようになります。具体的な手順は以下の通りです。

1. Ad-Virtuaのウェブサイトでプロダクトの登録を行い、「ユニットID」を取得します。
2. metatellのメタバース作成画面で、Ad-Virtuaモニターを設置し、その「ユニットID」を入力します。
3. 再度、Ad-Virtuaのウェブサイトで審査依頼を提出します。通常、審査は3営業日以内に完了し、収益化が始まります。

これにより、企業は自社のメタバースに人を集めて楽しんでもらうことができ、その結果として収益に直結させることが可能になります。

metatellの魅力

Urthが提供する「metatell」サービスの魅力は、以下の4つのポイントに集約されています。

- アクセスの容易さ: どのデバイスからでもWebブラウザを通じて簡単に入室できるため、ユーザーの利用率が向上します。
- 美しい3D空間: 専門の建築デザイナーによって計算された3D空間により、視覚的に魅力的なメタバースを実現。
- カスタマイズ性: 管理画面システムを通じて、ユーザー自身が自由に空間をカスタマイズでき、企業独自のブランドを演出できます。
- 分析機能: ユーザーの行動を定量的に分析できる機能も備わっており、マーケティング施策に役立ちます。

Ad-Virtuaのメリット

Ad-Virtuaプラットフォームは、メタバースやゲーム内で効率的に広告を配信できる機能を提供しています。特に注目すべきは、以下の2つの特徴です。

- 嫌われない広告手法: Ad-Virtuaは、従来型のバナー広告やリワード広告とは異なり、プレイヤーのゲーム体験を妨げない形で広告を配信します。ゲーム内に設置されたモニターからの広告配信は、ゲームプレイの中断を避け、ユーザー評価を高める要因となります。
- スムーズな導入: コード不要で、自分の好きな場所に設置するだけで収益化が可能です。また、他のSDKとの併用も容易で、広告主にとって非常に使いやすいプラットフォームです。