目白に憩いの場「CaD」オープン
東京都目白の住宅街に新しい飲食のスポット「CaD」がオープンしました。このマイクロ複合施設は、地域の生活を豊かにする場所として注目を集めています。
地元の名物を楽しむ「CaD」
施設内では、沖縄発の自家製ハムやソーセージを提供する「TESIO」が新鮮な食材を取り扱っています。ドイツ製法で仕上げられた肉加工品は、さまざまな料理に利用できるほか、切りたての状態で購入できるのが特徴です。また、日本酒やワインを扱う「IMADEYA」によってセレクトされた飲み物も楽しめ、地元の食卓を彩るアイテムが揃っています。
施設の魅力は飲食だけでなく、カフェ「Chanoma」が店内飲食を監修しており、コーヒーや軽食を楽しむことができます。このカフェは「ニシイケバレイ」と呼ばれる緑あふれるエリア内に位置し、地域住民が気軽に立ち寄れる場所として親しまれています。
地域との連携で新たな発展を目指す
「CaD」は、地域の他の店舗やギャラリーと連携し、イベントの開催を計画しています。目白駅周辺には「toolbox」や「ギャラリーfuuro」などの施設があり、これらとの協力により、地域の人々が集まる交流の場を目指しています。さらに、ポップアップショップや文化イベントなどを通じて、新しい体験を提供していくことを考えています。
名前の由来とコンセプト
この施設名「CaD」は、「まちカドのカド」や、「Charcuterie and Drink(食肉加工品とお飲み物)」を意味しています。また、「Cultivate and Develop」という地元の発展を目指した理念も込められています。地域の生産者や消費者が一堂に会し、コミュニティがさらに豊かに成長することを目指しています。
多様なブランドの魅力
「CaD」には、多彩なブランドが集まっています。まず、「TESIO」は独自の製法で作られたハムやソーセージを提供。経歴を活かし、2008年に沖縄にてキャリアを積み、国際コンテストで数々の賞を受賞した実力派です。
次に、「IMADEYA」。1962年に千葉で創業し、日本酒やワインのセレクトショップとして知られる同店は、近年は日本のお酒を海外に持ち込む輸出事業にも力を入れています。地域の独自の魅力を発信する場としても大きな役割を果たしています。
そして、「髙橋コンビニ」。地域に密着した次世代型のコンビニで、全て手作りのパンを提供。オーナーが丁寧に作り上げた逸品は、訪れる人々を魅了しています。
このように、さまざまな店舗が一体となった「CaD」は、ただの飲食店を越え、地域の多様な文化や人々をつなぐスペースとして機能しています。今後の展開に期待が高まります。
施設の概要
- - 施設名:CaD(カド)
- - 所在地:東京都新宿区下落合3-20-15(JR山手線目白駅から徒歩6分)
- - 設計・運営:須藤剛建築設計事務所
- - インスタグラム:@cad_mejiro
「CaD」は、地域の人々の生活に彩りを添え、新たな食文化と交流の場を提供することを目指しています。地域の皆さん、そして訪問者にとっても特別な空間となることを期待しています。