もう会えないのに、手紙で想いを届ける新サービスが始動

手紙で心の中の想いを届ける『手紙寺郵便あの人へ』のご紹介

東京都江戸川区に位置する宗教法人證大寺が、2025年11月22日（土）に新たにスタートするサービス『手紙寺郵便あの人へ』は、もう一度会うことのできない大切な“あの人”へ、自分の想いを手紙で届けるための仕組みです。この画期的な取り組みは、心の豊かさや癒しを求める多くの人々に、新しい選択肢を提供することを狙っています。

このプロジェクトは、2016年から実施されている「手紙寺」という基本コンセプトに基づいています。これまでに約1万通の手紙が送り届けられ、多くの人々の心を穏やかにし、自分の心と向き合うきっかけを与えています。そして、このたび新たに導入されるプログラムでは、より多くの方に参加してもらうことを目指しています。

都心型店舗「手紙処浜町」の開設

新サービスの 시작に伴い、初の都心型店舗「手紙処浜町」が江戸川区と近接する東京都中央区日本橋浜町にオープンします。浜町駅からアクセスが良く、訪れる人々は手紙を書きながら、心の中の思い出や感情にゆっくりと向き合う時間を持つことが可能です。この特別な場所は、穏やかな環境の中で手紙を書くことができ、自分自身の気持ちを整理する助けとなるでしょう。

手紙を書いた後は、「手紙処」の設置された白い「Tポスト」や通常のポストに投函し、届けられた手紙は證大寺によってお焚き上げが行われます。お焚き上げに参加した方には、住職からの言葉が書かれたお焚き上げ証明書が発行され、心温まる体験を後からも感じることができます。

手紙寺郵便レターセットの詳細

この新しい取り組みには「手紙寺郵便レターセット」が用意されており、価格は3,000円（税込）。このレターセットには、手紙を書くための道具やお焚き上げに関する情報が含まれています。また、手紙処を利用することで、思い出や感情を言葉にして、誰かに伝え、その過程で心のケアも行えます。さらに、高校生以下であれば、手紙処にてレターセットを無償で利用することも可能です。

実施場所は「手紙処浜町」を含む全国の手紙処やオンラインで展開されるため、どこからでも参加できます。これにより、想いを届けたい相手に心を寄せることができ、自分を見つめ直す時間を設けられるでしょう。

終わりに

『手紙寺郵便あの人へ』は、別れや哀しみに寄り添い、心を整えるための場所として、多くの人々に愛されていくことを目指しています。この優しい取り組みを通じて、誰もが共感し、心の平和を感じることのできる文化的な体験を提供することを願っています。この秋、特別なひとときを手に入れるために、ぜひ「手紙処」を訪れてみてはいかがでしょうか。