革新的な鋼板巻立て工
2025-12-10 10:48:52

東京貿易テクノシステムが新たに開発した鋼板巻立て工システムがNETISに登録

東京貿易テクノシステムが新技術を発表



株式会社東京貿易テクノシステム(以下TTS)は、奥村組土木興業株式会社と共同開発した新たな「レーザートラッカーによる鋼板巻立て工の効率化システム」が、国土交通省の新技術提供システムNETISに登録されたことを発表しました。

鋼板巻立て工の効率化とは



このシステムの中心的な技術であるレーザートラッカー(Leica Absolute Tracker ATS600)は、高精度かつリアルタイムの測定を可能にします。具体的には、橋脚の鋼板とコンクリート躯体間の寸法計測を行うアプリケーションとして設計され、角柱、丸柱、門型角柱の3つの橋脚タイプに対応しています。国際規格であるISO10360-10に準拠しているため、遠隔から高精度な測定が実現されるのです。

施工性向上のメリット



このシステムの導入により、従来の足場を使った計測と比べて、以下のような数多くの利点があるとされています。まず、足場を用いずに高精度な計測が可能になるため、施工にかかるコストが削減されるという点があります。そして、計測時間の短縮に加え、足場が不要なため全体の工程も短縮され、安全性も向上します。施工現場においては、安全も大事なポイントであり、高所作業そのものが必要なくなることが大きな利点とされています。

これにより、作業の効率が格段に上がるとともに、事故のリスクも軽減されるため、労働環境の改善にもつながるのです。

動画での説明



この新技術の計測や操作の様子は、東京貿易テクノシステムのYouTubeチャンネルで視聴可能です。ぜひ、導入の様子を視覚的に確認してみてください。リンク:東京貿易テクノシステム YouTubeチャンネル

NETIS登録情報



このレーザートラッカーによるシステムは、登録番号KK-250048-Aとしてネットワークに登録され、2025年11月5日が登録日です。技術名称は「レーザートラッカーによる鋼板巻立て工の効率化システム」で、その詳細な情報はネットで確認することができます。こちらのリンクからも確認できます:NETIS登録情報

TTSの企業理念



東京貿易テクノシステム株式会社は、高精度な計測機器を通じて、製造業のスマートマニュファクチャリングを支援することを使命としています。自動車業界や建築業界、鉄鋼業界など、多岐にわたる分野での大手メーカーから航空宇宙、重工業、研究機関に至るまで、幅広いサポートを行っています。厚木市に拠点を持ち、製品デモ、技術研修、アフターサービスなど、顧客のニーズを反映した支援も行っています。

東京貿易グループについて



東京貿易テクノシステムは、東京貿易ホールディングスの一員として、エネルギーインフラやスマートマニュファクチャリングをはじめとする多様なセグメントに特化したサービスを展開しています。私たちは、変革を追求し続け、社会が安全に経済活動を行えるよう、持続可能な開発を目指しています。




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会社情報

会社名
東京貿易ホールディングス株式会社
住所
東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン27F
電話番号
03-6841-8334

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