レズビアンの出会いに関する実態調査
株式会社リザライは、初のLGBT向けパートナー紹介サービスを展開する企業であり、特にレズビアンに焦点を当てた調査を実施しました。この調査は、会員212人を対象に行われ、どのようにパートナーを見つけているのか、またその過程での課題は何かについて探ります。これにより、現代におけるレズビアンの出会いの場が持つ特有の難しさを明確にすることを目的としています。
調査結果の概要
出会いの方法
調査では、レズビアンが主に利用する出会いの場として「イベント・オフ会」が53.4%と最も多く、次いで「出会い系アプリやネット掲示板」の46.6%が挙げられました。この結果は、彼女たちが特定のコミュニティやオンラインプラットフォームを積極的に活用していることを示しています。しかし、出会いの選択肢が限られている可能性もあり、全体の9.5%は出会いの場を利用していないとの結果が出ています。
出会いにおける課題
レズビアン当事者がパートナー探しで感じる最大の課題は「出会いの場が少ない」で、実に85.3%がこの問題を訴えています。これは、イベントやアプリが主流であるにもかかわらず、なお出会いの選択肢が不足している現実を反映しています。さらに、69.0%が「理想のパートナーに出会いにくい」と感じており、質の面でも課題が存在することが示されています。法的な結婚制度の整備がされていないことや、社会的な偏見が影響していることも多くの人が感じているポイントです。
パートナーに求める条件
調査では、レズビアンがパートナーに求める最も重要な条件が「性格や価値観の一致」で75.0%を占めていることがわかりました。これは、内面的な結びつきや共感が、見た目や経済的な安定よりもさらに重要視されていることを物語っています。
関係を築くために重要なこと
パートナーとの関係を築く上で最も重視されているのは「価値観の一致」で、58.6%がこの意見に同意しています。これは、出会いから関係構築に至るまで、一貫した内面的なつながりを持つことの重要性を際立たせています。また、お互いのライフスタイルの尊重や、個々の生活を認め合う関係が求められていることも反映されています。
リザライの役割
リザライでは、調査結果を踏まえ、レズビアンの方々が安心して真剣な出会いを求められる場を提供するためのサポートをより強化していきます。出会いの場の提供だけでなく、社会的な理解や法制度の整備も求められている中、多様な愛の形を尊重し、全ての人が幸せなパートナーシップを築ける未来を目指して行動していきます。
企業情報
株式会社リザライは東京都渋谷区に本社を置き、設立以来、LGBTQ+コミュニティに特化したサービスを提供してきました。入会時には厳しい本人確認を行い、信頼できるマッチングを実現するために努力を重ねています。私たちの目指す未来は、すべての人が自分らしい愛を見つけられることです。