店舗向けAI接客プラットフォーム「coco」にファーストライトが出資を決定

新たな接客体験を構築する「coco」とファーストライトの関係

ファーストライト・キャピタル株式会社（以下、ファーストライト）は、店舗向けのAI接客プラットフォーム「coco」を展開する株式会社cocoに、リード投資家として新たな出資を行うことを発表しました。この出資により、双方の企業はそれぞれのビジョンを実現し、接客業界の進化を促進することが期待されています。

多様化する顧客ニーズと接客の課題

私たちの購買行動は、情報や選択肢の増加によって、かつてないほど多様化しています。その結果、店舗側では顧客の獲得や維持が難しくなっており、「顧客との対話」の重要性がますます高まっています。特に接客業では、これらの課題に対する戦略的なアプローチが求められています。

cocoは、そうした問題に真正面から取り組むために開発されました。接客の現場で日常的に発生するペインポイントを解消し、顧客とのコミュニケーションをより円滑で豊かなものにする役割を果たしています。具体的には、顧客の属性やニーズに応じたパーソナライズされた接客を実現し、顧客体験を一新させることを目指しています。

「coco」の進化と未来

これまでの成長を経て、「coco」は日本の接客業における不可欠なコミュニケーション基盤としての地位を確立しました。そして、今後はAIを活用し、さらなる進化を遂げる計画です。これは単なるツールの提供ではなく、接客業務を支えるセールスアシスタントとしての機能を持つことで、業務の効率化や質の向上を図ります。

ファーストライトは、cocoのビジョンとチームの姿勢に強く共感しました。接客業界が直面する様々な課題に立ち向かうcocoの姿勢は、今後の成長戦略にとって重要な要素となります。この出資を通じて、日本全国の接客業が抱える課題を解決し、未来の接客業界の変革を支援していくことを目指しています。

ファーストライト・キャピタルの企業理念

ファーストライト・キャピタルは、SaaS、AI、オートメーションなど、デジタル領域において、アーリーステージのスタートアップに投資を行っています。現在の日本では人口減少が社会問題となっていますが、ファーストライトはこの課題を解決するために取り組んでおり、設立以来、革新的な企業や事業を支え続けてきました。投資先企業の成長を促進するため、リアルな事業経験を基にした支援を行い、共にビジョンを実現していくことを大切にしています。