最近、健康への関心が高まる中、大学病院の医師たちによる「阪神沿線健康講座」が開催されることが決まりました。この講座は第39回から第41回まで、メタボリックシンドローム、アレルギー、肺がん治療の最前線をテーマに、通年を通して行われます。まず第39回は、10月9日(水)に行われ、「メタボリックドミノをストップ!!」がテーマです。
メタボリックシンドロームは、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を引き起こし、さまざまな合併症へとつながっていきます。この悪循環を防ぐために、兵庫医科大学病院の肥満症センターの医師たちが、生活習慣の改善方法や注意点について詳しく解説します。会場は大阪梅田のカンファレンスルームで、定員は150名です。参加は無料ですが、事前申込が必要です。
続いて第40回は、10月27日(日)に「魚でアレルギー?アニサキスアレルギー?」をテーマに開催されます。アニサキスによるアレルギーはここ数年で報告が増えており、特に日本人は生魚を取り入れた食文化を持つため、注意が必要です。この講座では、アレルギーの原因を知り、予防策について学べる貴重な機会です。場所は兵庫医科大学の平成記念会館で、こちらも事前申込が必要で定員は200名です。
そして、第41回は同日に「劇的進化!肺癌治療の最前線」をテーマに行われます。肺がんは男女を問わず増加している疾患であり、最新の治療法や研究成果について紹介されます。同大学の呼吸器内科の医師が、患者に最適な治療法について詳しくお話しします。会場は先ほどとは同じく兵庫医科大学の平成記念会館で、定員は200名です。
参加希望者は、「HANSHIN健康メッセ」ウェブサイトの特設ページから申込フォームを利用して申し込みが可能です。第39回の申込締切は10月7日、第40回と第41回は10月25日となっており、先着順での受付です。
健康に関する知識を深めるためのこの機会をぜひ活用し、生活習慣を見直すきっかけとしていただければと思います。各回の詳細情報は、阪神電鉄各駅に設置されているチラシや同社の公式ウェブサイトでも確認できます。