ヤングケアラーの未来を支える新たな取り組み
2022年7月15日、一般社団法人ヤングケアラー協会は、子どもたちが大人の負担なく夢を追いかけられる社会を実現するため、クラウドファンディングをスタートしました。目標金額は800万円。この資金を用いて、ヤングケアラー向けの相談窓口を設け、啓発コンテンツの制作を行います。
ヤングケアラーとは?
ヤングケアラーとは、家庭内での介護や世話を担う未成年の子どもたちを指します。彼らは時に親の代わりに責任を負い、友人との時間や自分の将来を犠牲にしてしまうことが多いです。ヤングケアラー協会は、そんな子どもたちが自らの悩みを気軽に相談できる環境を整えるべく、活動をしてきました。
クラウドファンディングによる目指すべき方向
このクラウドファンディングを通じて、以下の3つの項目を実現することを計画しています。
1.
相談窓口の設立
ヤングケアラーがいつでも相談できるLINEを利用した窓口を設け、チャットボット機能も搭載します。これにより、子どもたちが安心して悩みを打ち明けられるツールを提供します。
2.
啓発コンテンツの発信
「ヤングケアラー」という言葉を広めるため、SNS(Twitter/Facebookなど)の運用を開始し、情報発信を強化します。これによって、世間の理解を深めることを目指します。
3.
組織体制の強化
ヤングケアラー協会のメンバーとして、相談員や地域コーディネーター、オンラインサロンのマネージャー、コンテンツクリエイターを揃え、より効果的な支援を行います。
さらに、ネクストゴールも設け、成長を続けながら「ヤングケアラー」への理解促進に努めます。
魅力的なリターンの紹介
クラウドファンディングへの支援に対して、ヤングケアラー協会オリジナルグッズのリターンを用意しています。これには、「ダイナミックロゴ」を使ったステッカーやクリアファイル、Tシャツやパーカーなど、日常的に使用できる商品が含まれます。また、特別に「幸せの木」として知られるガジュマルの苗もリターンに設定し、支援者とのつながりを大切にしています。
また新たなLINEアカウント開設
クラウドファンディングの実施に際して、公式LINEアカウントを新たに開設しました。このアカウントを通じて、最新情報やヤングケアラーに関するコンテンツの配信を予定しています。興味のある方はぜひQRコードから友だち登録をお願いします!
代表理事の思い
ヤングケアラー協会を代表する宮崎成悟氏と吉井理比古氏は、子どもたちが本来の成長を遂げられる環境を整えることが大人の義務であると語ります。「子どもが子どもでいられる時間は二度と戻ってきません」とし、大人がその声に耳を傾け、尊重することが大切だと強調しています。
クラウドファンディング概要
- - 期間: 2022年7月15日(金)〜2022年9月18日(日)23:59まで
- - 目標金額: 8,000,000円
- - リターン: 個人協賛は3,000〜100,000円で様々なオリジナルグッズ、企業協賛は30,000〜2,900,000円で講演会やワークショップの実施が可能です。
この取り組みが、全てのヤングケアラーにとって明るい未来をもたらすことを期待しています。詳しくは、
こちらのクラウドファンディングページをご覧ください。