日本製紙とシュポーンの革新的なリハビリ器具
片麻痺の患者支援を目的としたリハビリ器具が、今注目を浴びています。日本製紙株式会社、シュポーン株式会社、島精機製作所の3社が協力して開発した「ここち」シリーズは、片麻痺患者の日常生活を豊かにし、リハビリの効果を向上させることを目指しています。このシリーズには、手に優しく添えるケアグリップ「添え心地」と、左右を揃えない靴下「進み心地」が含まれています。
「添え心地」の革新性
「添え心地」は、片手が麻痺している患者の手を優しくサポートするための器具です。この器具は、単なる握りではなく、手全体を包み込むように設計されており、手の負担を軽減することができます。従来の製品は一体型で手入れが難しいという課題を解決するため、グリップ部分とカバー部分を分けて、洗濯が可能にしました。カバーには、抗菌・消臭機能を持つ「Cu-TOPアオ」を使用しており、長時間の使用でも清潔感を保つことができます。また、グリップには天然木材由来の材料を用い、耐水性と反発力を持たせています。
足元の悩みを解消する「進み心地」
もう一つの注目製品「進み心地」は、片足に麻痺がある患者が抱える足元の問題を解決します。健康な足の踵を5mm高くすることで、麻痺した足をより自然に動かすサポートをする設計となっています。この靴下も「Cu-TOPアオ」を使用しており、蒸れにくく、臭いを抑える効果があります。ホールガーメント横編機によって左右非対称の形状でも1枚から生産が可能という点も、製造プロセスにおける大きな利点です。
患者の声と社会的意義
日本には約27万人の片麻痺患者がいるとされ、年々その数は増加しています。これらの患者は、日常生活の大半を装具を着用しながら過ごすため、慢性的な蒸れや不快感が課題となっています。そんな中で、抗菌・消臭性能を持つ「Cu-TOPアオ」がこれらの問題解決に貢献できることが期待されています。さらに、本製品は医療やスポーツなど幅広い分野でも使用され、高齢化社会におけるリハビリ技術の発展に寄与することでしょう。
商品情報と展示会の案内
この「ここち」シリーズは、シュポーンの公式サイトからオーダーが可能です。10月1日からは「添え心地」の発売が開始され、来る2026年冬には「進み心地」の販売も予定されています。また、10月7日から9日まで東京ビッグサイトにて開催される「第53回国際福祉機器展&フォーラム」において、シュポーンの親会社である株式会社Welloopのブースでも本製品が展示されます。
◼️ここちブランドサイト:
https://syupoon.net/lp?u=cocochi
◼️添え心地販売サイト:
https://syupoon.net/lp?u=soecocochi
◼️進み心地販売サイト:
https://syupoon.net/lp?u=susumicocochi
社会に革新をもたらすこれらの取り組みは、今後のリハビリテーション分野においても多くの可能性を秘めています。皆さんもぜひ立ち寄って、実際にその効果を体験してみてください。