不動産AI革命
2024-12-04 10:45:03

AI技術で不動産業界のボリュームチェックを革新する新サービス開始

不動産業界を変革する新たなAIソリューション



株式会社つくるAIが、Regrace社に向けて新しいクラウドボリュームチェックサービス「つくるAI VCプロ」を導入しました。このサービスは、AIおよびLLM技術を駆使して不動産業界のプロセスを効率化することを目的としています。

つくるAI VCプロとは?



「つくるAI VCプロ」は、特にボリュームチェックの自動化に特化したサービスです。従来、設計士が手作業で行っていたボリュームチェックは、専門的な知識と膨大な時間を要します。これが土地買付の遅延を招く要因となっていましたが、つくるAIの新サービスを導入することで、そのプロセスを一新。ユーザーは公図や地積測量図を入力し、必要な情報を選択するだけで、瞬時に消化容積が算出されます。

さらに、利用者は日影図や天空率の図面表示機能を使って、共同住宅のレンタブル比の計算も可能。CADへの直接インポート機能も備わっており、設計段階から活用しやすい環境を提供します。

背景と導入の理由



Regrace社はもともと個人向け不動産コンサルティングを行っていましたが、近年では不動産開発事業へのシフトを進めています。この背景には個人向け融資の引き締めが影響しており、大手デベロッパーを中心としたBtoB営業を行っています。ボリュームチェックは、仕入れ判断や価格設定の根幹を成す重要な作業ですが、その工程には高い工数がかかり、外部依存も生じているという課題がありました。そこで、つくるAIの導入に至りました。

導入により得られた成果



Regrace社の増井奈保代表取締役は、「つくるAI VCプロ」の導入によって、ボリュームチェック作業の飛躍的な効率化を実感しています。「これまでの時間と労力を大幅に削減でき、プロジェクトの精査速度が向上しました」と語り、特に日影図や天空率の表示機能が設計段階での意思決定をサポートしているとしています。また、外部へのボリューム依頼を削減でき、コスト面でも大きな利点を得たとのことです。

今後の展望



つくるAIは、不動産開発事業においてさらなる価値を提供し続けるため、継続的にソリューションの拡充を予定しています。特に「つくるAI デべNAVI」のリリースを記念したオンラインセミナーや展示会への出展を通じて、業界内での認知度を高めていく方針です。

リリース記念イベント



  • - オンラインセミナー:2024年12月19日(木)・20日(金)に「デべNAVI」を活用した企業事例を解説。
  • - 展示会:同年12月11日~13日、東京ビッグサイトにて「第5回 不動産テックEXPO」に参加し、実際に「デべNAVI」を体験できるブースを設けています。

これらの取り組みを通じて、不動産業界のデジタル化を加速し、効率的で競争力のある市場を作り出すことを目指しています。

つくるAIとRegrace社



  • - つくるAI株式会社は、東京都千代田区に本社を構え、不動産業界向けのソフトウェア開発を専門としています。
  • - Regrace社は、同じく東京都千代田区に本社を置き、不動産開発とコンサルティングを行っています。今後、両社が協力することでさらに広がる可能性に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
トグルホールディングス株式会社
住所
東京都千代田区平河町2-7-3PMO平河町2階
電話番号

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